逆光線(コラム)ウナギじゃない!!土用の丑の楽しみ方
カナエ モノマテリアルパッケージ

ウナギじゃない!!土用の丑の楽しみ方

昨日31日は土用の丑。夏バテ防止にウナギの蒲焼と毎年思うのだが、値段を見て結局手が出ない。今年の稚魚は数十年ぶりの豊漁と聞くが、食用に育つには1年はかかる。来年の値下がりを祈りつつ、同僚記者からもらった「うな蒲(かま)ちゃん」(スギヨ)で晩酌をした。

▼日本のウナギ消費量の99%は天然稚魚からの養殖だ。乱獲により漁獲量は減少しており、「白いダイヤ」とも言われる。昨今、EUがニホンウナギをワシントン条約の対象に加える動きもある。ウナギの輸入に支障が出れば、値下げどころの話ではなくなるか。

▼頼みの綱は完全養殖の実用化。しかし、ニホンウナギの生態は謎に包まれた部分が多く、卵からふ化した仔魚を稚魚に育てるのは至難の業。稚魚の低コスト・大量生産の目途はついておらず、実用化はまだ先の話という。

▼念のため、「うな蒲ちゃん」食後の感想にも触れておこう。「見た目・香りはウナギの蒲焼そのもの。食感は本物には及ばずとも、言われなければ分からない。タレの味も良く全然アリ」で家族全員が一致した。来年もまた、本物は食べられそうにない。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。