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関西最大級の駄菓子店 親子連れやシニア、学生まで 丸正高木商店

菓子・食品卸の丸正高木商店(京都市)はこのほど、JR二条駅前の商業施設BiVi二条に「昭和レトロ横丁 駄菓子ワールド」を開店した。店舗面積120坪、関西最大級の駄菓子テーマパークで、2000種類を超える駄菓子を揃える。

店の象徴が白いダイハツ・ミゼット。その周りに飾られた懐かしい商品看板も目を引く。ほかにも瓶コーラの自販機、赤い公衆電話に丸いポスト、リヤカーなどが昭和を演出。BGMも当時のヒット曲が中心だ。

1個10円の飴玉からガム、チョコレート、ラムネ菓子など100円以下の駄菓子をばら売りするほか、“大人買い”を促す箱売り商品も用意。「ヤングドーナツ」「おやつカルパス」などが人気という。

今では入手するのが困難な「糸引き飴」「棒きなこ当」も箱入りで並ぶ。駄菓子の定番「うまい棒」はバラから30本の袋入り、プレミアムまで圧巻の品揃え。するめやカツなどプラ容器に入った珍味もケースごと買える。

このほか、老舗の京菓子、全国各地の名産菓子と食品、PBの「昭和ロマン」シリーズ、NB菓子の関西版などテーマに沿った多くのコーナーが設けられ、幅広い客層に対応する。

箱入り商品で大人買いも促す
箱入り商品で大人買いも促す

催事ブースでは、同じ施設にある映画館で上映中のアンパンマンの関連品をコーナー化。親子連れを中心に関心を集めていた。菓子のほか雑貨や酒類の売場も設け、近隣にある同社の旗艦店「卸売ひろばタカギ 三条店」で人気の企画“訳あり特価品”も展開する。

オープンから1か月が経ち、平日の午前はシニア層、午後は近隣の大学に通う学生、週末はファミリー層が多く来店している。同店の向かいには、インバウンド向けの免税店が営業しており、今後は近隣のホテルなどへチラシを配り、訪日客にもアピールする考えだ。

  ◇  ◇

高木良典社長にオープンの狙いや今後の展開を聞いた。

当社は卸と小売を運営しているが、新たに菓子をメーンにした小売店を模索していた。全国の駄菓子を扱う店を視察し、アドバイスをいただきオープンに至った。
駄菓子だけでなく、お土産や雑貨を販売することで単価増を図りたい。また、本業である卸売のショールームとしても位置付け、イベントや販促でのまとめ買いにつなげる。

平日は40~50万円、週末は100万円以上で平均日販80万円を目標としており、オープンからここまでは順調に推移している。商業施設内なのでイベントが開かれることも多く、今後の集客に期待する。

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