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2025 / 11 / 01 土曜日
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逆光線(コラム)オフィス街のお弁当
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

オフィス街のお弁当

お昼前のオフィス街、いつもの場所に路上販売の弁当が並び始める。外食店に比べてリーズナブル、コンビニ弁当よりもおかずが多彩。節約志向が強まる中、重宝している人も少なくないだろう。その一方で、衛生面等を理由に購入を避ける層が一定数いることも確かだ。

▼無理もない。確かにこの暑さでは、不安になる気持ちも分かる。弁当販売者側も、冷蔵ボックスや保冷剤等で十二分にケアし、最近はビルや商店の軒下を借りて日光や外気が当たらないように努めている。しかし、それをも上回る猛暑ぶりだ。

▼こうした路上販売の弁当は、当然消費期限も短い。ある業者に聞くと、11時半から13時半で売り切るようにしているという。だが、購入者がすぐに食べてくれるかは分からない。「お早めにお召し上がりください」の声かけにも力が入る。

▼食材費高騰が続く中、品数も確保して600円台を維持するのは大変だろう。店によってはふりかけやみそ汁のサービスまである。筆者が数店を利用して感じたのは、ごはんの味の違い。やはり行きつくところはそこなのか。

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