14 C
Tokyo
16.1 C
Osaka
2026 / 02 / 15 日曜日
ログイン
English
農水畜産業食肉アイリッシュ グラスフェッドビーフ トップシェフら集うクラブ アジアで初の設立 一層の認知拡大へ 

アイリッシュ グラスフェッドビーフ トップシェフら集うクラブ アジアで初の設立 一層の認知拡大へ 

アイリッシュ グラスフェッドビーフの高い品質と美味しさ、そしてサステナビリティを支持する世界のトップシェフが集うクラブ「Chefs’Irish Beef Club Japan」が発足した。

ヨーロッパや中東におけるアイリッシュ グラスフェッドビーフの認知拡大に大きく貢献してきた同クラブ。主宰するアイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)では、アジアで初となる日本に活動範囲を広げることを決めた。

6月11日には都内レストラン「ザ・モメンタム・バイ・ポルシェ」で、農業・食糧・海洋省のマーティン・ヘイドン大臣が率いるトレードミッションの一環として設立発表会を開催。リストランテ・ラ・ビスボッチャの井上裕基氏、The Momentum by Porsche の林祐司氏、Trattoria Da KENZO の西沢健三氏が、日本人シェフとしてはじめて同クラブに加盟することが明らかにされた。

「アイリッシュ グラスフェッドビーフビーフは、日本市場で確実に存在感を高めている」とヘイドン大臣は強調する。

「今回日本で『Chefs’ Irish Beef Club』を発足できたことは、プレミアムアイリッシュビーフが国際的に高く評価されている証。3名の優れた日本人シェフのサポートは、アイルランド産ビーフの品質の高さを力強く裏付けている」。

さらに大臣は、先日、アイルランド産ビーフの地理的表示保護(PGI)登録について当局へ正式に提出したことを明らかにし、今後数か月以内の認可を期待していると述べた。

林シェフは「このような名誉あるクラブに参加でき大変光栄。本日はマーティン・ヘイドン大臣をお迎えし、東京で美味しいアイリッシュ ビーフを提供でき、とても嬉しい。アイルランドを訪れた際、家畜が緑豊かな牧草地でストレスなく暮らしている姿を見て、動物福祉の高さに感銘を受けた」とコメントした。

またボード・ビアのジム・オトゥールCEOは、日本における肉の嗜好の変化について「日本では歴史的に穀物肥育牛が好まれてきたが、最近ではアイリッシュ グラスフェッドビーフをはじめとする牧草牛の香りを好む消費者が増加。市場調査でもその傾向が明確に現れている。日本のトップシェフたちがアイルランド産ビーフを使用している事実は、農場から食卓まで一貫した品質への信頼の証だ」と胸を張った。

アジア初の「Chefs’Irish Beef Club Japan」は、アイリッシュ グラスフェッドビーフの高い品質に魅せられ自らの店で積極的に提供しているシェフたちのコミュニティの場として設立。日本におけるアイリッシュ グラスフェッドビーフのプレミアムブランドとしての地位確立と、さらなる成⾧と発展を目指す。

品質とサステナブルな生産過程についてより理解を深めるため、最新情報の共有や会員シェフ同士の交流・学びの場の創出、さらにはアイルランドへの現地視察、フェアやイベントなどを実施する予定だ。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。