男性も暑さ対策として日傘を使用予定 暑さ対策予算が約二桁増 インテージ調べ

 マーケティングリサーチ会社のインテージが猛暑・熱中症対策に関する調査を行ったところ、今年の家庭の暑さ対策の平均予算は前年比9%増の2万8497円であることが明らかになった。

 電気代の高騰や各種暑さ対策用品の値上げ、数年続いた猛暑により、備えの意識の高まりが支出増加の一因とみられる。

 暑さ対策の平均予算が二桁近く増加している点から「生活者が“今年の夏は例年以上に厳しい”という危機感を持っている証拠と言えそうだ」と同社はコメントする。

 今年の暑さ対策として最も多く挙げられたのは、64.8%の「エアコン(冷房)を使用」。次いで「水分・塩分補給」(51.0%)、「扇風機を使用」(47.2%)、「冷感グッズを使用」(23.1%)となった。

 男女別でみると、女性の52.0%は「日傘をさす」を挙げた。男性も8.3%と約1割が暑さ対策として日傘を使用予定と答えた。

 調査は5月22日から26日に、全国の15-79歳の男女5000人を対象に実施された。