10.2 C
Tokyo
9.8 C
Osaka
2025 / 12 / 07 日曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム雪印メグミルク チーズ生産体制増強へ 2工場で475億円投資

雪印メグミルク チーズ生産体制増強へ 2工場で475億円投資

雪印メグミルクはチーズの増産に向けて、北海道で主に原料ナチュラルチーズを生産するなかしべつ工場と、茨城県でプロセスチーズを生産する阿見工場の生産体制を強化する。

投資額は2工場で約475億円。稼働開始はいずれも28年度上期を予定している。伸長する国内チーズ需要に応えるとともに、新たな需要創出に向けて高付加価値商品の開発も加速させる。

同社の国内チーズ市場におけるシェアは現在、全体の約27%を占める。ここ数年は価格改定や積極的なプロモーションが奏功し、順調に成長を続けている。稲葉聡取締役常務執行役員は「今回の投資により、将来的にはシェア3割以上を目指し、圧倒的ナンバーワンを目指したい」と意欲を示す。

チーズの生産が拡大することで、近年需要が高まっているホエイ(乳清)の供給が可能となる。また、生乳の需給調整に重要な役割を果たすバター・脱脂粉乳の生産にも対応でき、総合的な乳製品の供給体制が整うことが期待される。

同社は新経営計画「Next Design 2030 コンセプト」において、国内製造拠点の3割程度の再編もしくは協業を掲げている。体制強化により国産付加価値チーズの拡大や新機軸商品、デジタル化や省人化設備による人手不足解決などを目指す。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。