三菱食品 高知SDCに太陽光発電導入 CO₂排出量、年間559t削減へ

三菱食品はCO2排出量削減の一環として、高知SDC(高知県南国市)にアーバンエナジーが提供する太陽光発電PPAモデル「ゼロエミプランオンサイト型サービス」を導入する。同サービスの導入が久御山ドライSDCに続く2例目。オンサイトPPAの拡大により、年間で約559tのCO2排出量削減を見込む。

同サービスはアーバンエナジーが三菱食品高知SDCの屋根に太陽光発電設備を設置、発電した電力のうち同センター使用分を三菱食品が自家消費する。使用電力を上回った余剰分は、アーバンエナジーが市場で販売し、その環境価値を非化石証書として三菱食品に還元する仕組み。

今回導入する太陽光発電設備のパネル容量は1031.94KW、年間発電量は約1275MWhを想定。8月から稼働を開始する。

三菱食品では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、2030年にCO2排出量を2016年度比60%削減の目標を掲げている。同社では、省エネ機器の積極的な導入や自社電力契約拠点での環境配慮電力の活動など、様々なアプローチでCO2排出量削減に取り組んでいる。

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