逆光線(コラム)ミニスーパーとコンビニ
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ミニスーパーとコンビニ

駅前の本屋が閉店し、跡地にミニスーパーが出店した。両隣がコンビニに挟まれた激戦地だが、ここに勝機ありと割り込み、駅を降りて3店舗が並ぶ光景は異様だ。

▼首都圏では、こうした小型店舗の出店が増えている。イオングループの「まいばすけっと」は05年の1号店オープンから20年間で、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県1200店舗に拡大した。年間100店舗以上の出店ペースをさらに加速し、2030年度には2500店舗体制を目指すという。

▼PCを活用した小型店運営の競争力が高まり、都市部への人口集中と物価高が追い風となっている。キーワードは安さと近さだ。コンビニよりも安く、遠くのスーパーよりも近くて便利――が支持されている。新築マンションに入居するスーパーも増えており、都市型小型店の開発は首都圏攻略の要となってきた。

▼先日公表された人口推計では東京圏だけが微増で、地方との二極化が進む。都市部で出店を加速するミニスーパーに対し、コンビニは焼きたてパンなど新たな商品・サービスを拡充、過疎地域では生活インフラとしての役割も増している。

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