小売CVSセブン‐イレブン「セブンカフェティー」に勝算 買上点数が増加しコーヒーと「驚くほどカニバリしない」 27年2月までに1万店導入

セブン‐イレブン「セブンカフェティー」に勝算 買上点数が増加しコーヒーと「驚くほどカニバリしない」 27年2月までに1万店導入

 セブン‐イレブン・ジャパンは、テスト展開で得られた手応えから「セブンカフェティー」に勝算を見込み、2026年2月までに全国約2000店、27年2月までに全国約1万店に順次拡大していく。

 「セブンカフェ ティー」は、専用マシンで淹れたての本格的紅茶が楽しめるもので、2023年1月から一部店舗で販売を開始し、25年2月末時点で首都圏近郊と北海道などの一部店舗約90店舗で販売している。

 今年1月からは、埼玉29店舗で「セブンカフェベーカリー」(焼成設備)とともに「セブンカフェティー」を導入したテスト展開を行っている。

 テスト展開の販売動向について、3月26日、商品政策説明会に臨んだ羽石奈緒執行役員商品本部長は「女性客にも買われており、コーヒー(セブンカフェ)は朝に売れる一方で、『セブンカフェティー』は比較的午後に売れ、スイーツなどと一緒に買われ(セブンカフェと)驚くほどカニバリしない」と語る。

 テスト展開により買上点数の増加も確認。

 「カウンター周りの商品が売れるような効果が実際に出てきている。カウンター周りの商品は荒利益率が高いため、全体の荒利を押し上げる効果が確認でき、非常に期待ができる。おにぎりやサラダのフレッシュフードも一緒に買われるようになり、我々が目指しているワンストップショッピングに近づいている」と期待を寄せる。

 「セブンカフェ ティー」では、ホットティー、アイスティー、ホットミルクティー、アイスミルクティーを取り揃える。サイズはRサイズとLサイズを用意している。

 なお「セブンカフェベーカリー」は、26年2月までに約1万2500台、27年2月までに約2万2500台の導入を計画する。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。