「全国高等学校フードグランプリ」 募集対象校を拡大、11月東京・池袋で 伊藤忠食品

伊藤忠食品は、2013年度から開催してきた「商業高校フードグランプリ」をリニューアルし、募集対象を従来の「商業科目を有する高等学校」から「学校の活動で食品の商品開発を行う全国の高等学校」に拡大し、新たな名称を冠した「~未来を創る~第12回全国高等学校フードグランプリ」を11月1日に東京・池袋サンシャインシティで開催する。

リニューアルを機に、新たに大会の目的を「食を通じた地方創生と人材育成による食品市場の活性化」として、新たな取り組みでは「チャレンジ部門」「マーケティング部門」を設置する。

「チャレンジ部門」は、商品開発経験のない高校に向けた学習機会提供を目的として、同グランプリに応募可能なレベルの商品企画アイデアを募集する。書面審査を経て、優秀企画に選定された高校は、グランプリ本選においてプレゼンテーションを実施する。

「マーケティング部門」は、マーケティングを学ぶ専門学校生から同グランプリ本選出場商品に対する販促アイデアを募集。優秀企画に選定された専門学校は、同グランプリ本選に招待し、プレゼンテーションを実施する。

伊藤忠食品では、中期経営計画「Transform2025」で「食を中心とする領域での共有価値の創造と循環」を目指し、各種施策を進めている。同グランプリもその一部として開催するとともに、高校生の開発商品やプレゼンテーションのレベルアップにより、その価値を高めてきた。

同社では、今回のリニューアルを機に、「地域資源のさらなる活用や食文化の継承・浸透による地方創生および未来を担う高校生に向けた学習機会の提供による人材により、食品市場の一層の活性化を目指す」とした。

株式会社アピ 植物性素材