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雪印メグミルク 100周年「第2の創業」へ チーズ拡大、海外事業強化 中期計画を策定

雪印メグミルクは、2025~30年にかけての新たな中期経営計画を発表した。佐藤雅俊社長は「100周年を迎える今年は、新たな100年に向けた“第2の創業”ともいうべきアセット変革に挑む」と語り、従来の枠組みにとらわれない新たな発想で乳の価値を高めるとともに、持続可能な酪農乳業実現と企業価値向上に取り組む姿勢を示した。

新中計の事業戦略として「チーズの徹底拡大」「白物飲料の収益性向上」「代替食品・海外事業の強化」「新たな健康価値の創出」などを掲げる。これらの実現に向けて、他社との協業や工場再編、イノベーション商品の開発、健康ビッグデータの活用などアセット変革を推進する。

2030年までに国内製造拠点の約3割で再編または協業を行う。すでに北海道のなかしべつ工場(ナチュラルチーズ)と茨城県の阿見工場(プロセスチーズ)では生産体制強化を進めており、2028年上期の稼働を目指す。

市乳工場については、ライン集約や生産委託、ジョイントベンチャー化を検討。グループの三和流通産業を26年4月から販売会社とすることで、グループ全体の対応力強化と効率化を図る。

このほか、研究開発やサステナビリティ、人的資本投資に約200億円、生産性改革およびDX投資に約30億円を投じる。

海外事業は、機能性素材とチーズを重点強化する。機能性はパートナー企業との連携で原料調達の目途が立ったことから、骨密度を高める機能を持つ独自素材「MBP」の拡販を推し進める。チーズ事業はインドネシアでの販路拡大や新設するベトナムの製造拠点を起点に、グローバル展開を加速させる。

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