日清オイリオグループは、冷凍食品などの玉子加工品の原材料に加えることで、食感良くジューシーな仕上がりにすることができる大豆粉末製剤「ソイプルーブEG30」を発売した。
日清オイリオは長年にわたり、大豆たん白・大豆粉末製品を加工食品メーカーに販売、様々なニーズに応じた商品を提案している。鳥インフルエンザの影響も懸念される中、幅広い商品の主要原材料として使われる鶏卵に着目し、玉子加工品に特化した大豆粉末製剤を開発した。
「ソイプルーブEG30」は、玉子焼きやだし巻き玉子など玉子加工品の冷蔵・冷凍保管時に、食感が固くなるのを防ぎ、ジューシーな仕上がりを維持できることが特長。原材料のうち、全卵中の約30%を「ソイプルーブEG30」混合液に置き換えることで、玉子焼きが固くなることを抑制、適度な柔らかさを維持し、解凍時のドリップ流出を低減する働きがある。
玉子焼きのほか、炒り玉子など各種玉子加工食品での効果を確認しており、「お客様の用途に応じて、当社技術サポート部門が最適な配合割合の設計から安定した機能の実現までをサポートし、品質や美味しさの維持・向上に貢献する」(日清オイリオ)とした。
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