長野市の善光寺で3月15日、県内のそば関係者による「そば県」推進協議会のキックオフイベントが催された。
協議会は、玄そば生産者、製粉会社、そばを提供する飲食店、製麺会社、市町村、生産者団体など、県内のそば関係者により設立。「そばと言えば、信州」と誰もが思い浮かべる信州そばを目指して、業種を越えて一致団結。認知拡大とブランド確立を目指す。会場には約70人が集い、代表者が活動目的と具体的な事業展開を発表した。
そば県『信州』の名をさらに高めるために、「そばの品質やおもてなしの向上」「地域の風土により生まれた多様なそば文化の情報収集と発信」「そばに関する技術・文化を継承する若い世代の育成」に取り組む。今年度事業計画には「学ぶ、伝える、紡ぐ」をキーワードに、関係者の懇談会や研修会の開催、信州そばの多様性や歴史・文化の発信、「そば部」を持つ学校へ蕎麦打ち名人の派遣や実践の場の提供を盛り込む。
柄木田豊・推進協議会会長(長野県信州そば協同組合理事長)は、会の冒頭に「多様性に富んだ信州そばは、豊かな自然と風土のなかで育まれ、香り高く味わい深い、全国トップクラスのそば。しかし玄そば生産量の減少、後継者不足など課題が山積している。これらを解決し、誰もがそばと言えば信州と思い浮かぶように、関係者が協力して信州そばの振興に努めたい」と決意を伝えた。
キックオフイベントでは、昨年8月に行われた「全国高校生そば打ち大会」の団体戦で優勝した、長野吉田高校戸隠分校そば部部員による、そば打ちが披露された。また関係者によるパネルディスカッションが行われ、信州そばの将来像について、それぞれの立場から意見を交換した
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