13.9 C
Tokyo
11.9 C
Osaka
2025 / 12 / 08 月曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム六甲バター ベトナムに現地法人設立へ

六甲バター ベトナムに現地法人設立へ

六甲バターは25年4月をめどに、ベトナムに100%出資の現地法人を設立。プロセスチーズの製造販売拠点を設ける。これにより、チーズ市場拡大が期待されるベトナム市場をはじめ、周辺国への展開も視野に入れ、チーズ事業のグローバル展開を促進する。

同社は中期経営計画2027で海外事業成長戦略を掲げており、今後も成長が期待できるアジア領域での事業展開の強化を図っている。特にベトナムは経済成長が著しく、人口増加とともに中間所得層が拡大して食文化の欧米化も進む中でチーズ市場が拡大しており、輸出実績もある。現地に製造販売拠点を設けることで、既存需要の獲得と新たな需要の創出に取り組み、事業拡大を推進する。

現地法人の名称は「QBB ASIA COMPANY LIMITED」(予定)。資本金は1935億ベトナムドン(約12億円)。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。