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“置き社食”に参入「タニタカフェ」 中小企業の健康経営に 国分グループと協業で体制構築

タニタは、法人向けの置き社食サービスに新規参入する。「タニタカフェ at OFFICE」として、おいしさと栄養のバランスを両立した冷凍パスタ・スープ・デザートの8メニューを提供し、主に中小企業の健康経営をサポートしていきたい考えだ。サービスの展開にあたっては国分グループ本社と協業。製造から物流までスムーズな事業体制を構築した。

導入企業がオフィスで用意するのは専用の冷凍庫を置くスペースと電子レンジのみ。従業員は好みのメニューを選び、レンジ調理でいつでも健康的な食事を楽しむことができる。利用シーンは通常のランチをはじめ朝食、遅めのランチ、ヘルシーな間食、夜食なども想定。初期導入費は6万円(税別、以下同)、月額利用料金は4万5000円で、商品代金は別途必要。

対象エリアは1都7県でスタートする。初年度の導入は100社を目指し、9月から全国展開を予定。30年度には1000社への拡大を見込んでいる。

タニタの谷田千里社長は「食事の時間はビジネスパーソンによって重要だが、近年は働き方の多様化によって食事をとる時間が一定でなくなってきた。本サービスは社食に代わる柔軟なスタイルで、中小やスタートアップなど小規模な企業も導入しやすいパッケージを用意。健康経営をサポートできれば」とした。

オフィスでの設置イメージ
オフィスでの設置イメージ

国分グループ本社の御供講之執行役員低温フレッシュデリカ統括部長は「製造はグループ企業のデリシャス・クックが行う。タニタ社の管理栄養士が考案したレシピを生産ライン上で忠実に再現した。物流センターの在庫管理や小口配送、顧客対応などは当社が資本参加するミクリードが担当。同社のBtoBに特化したきめ細かな出荷体制を活用する。冷凍弁当・総菜のニーズはオフィスに限らず成長の余地が大きい。今回の連携を発展させ健康づくりの輪を広げていきたい」などと話した。

提供するメニューは8種類。ヘルシーなおいしさを追求しつつ、食べ応えやボリューム感にもこだわり、カロリーは低めに抑えた。提供価格は福利厚生として割安に設定。「『噛む』サーモンと雑穀のショートパスタ 豆乳トマトソース」は790円(通常1080円)、「かぼちゃとベーコンのとろーり豆乳ポタージュ」は580円(同730円)、「ベイクドチーズケーキ」は380円(同580円)。

導入企業には、タニタの管理栄養士が従業員に向けて健康に関するコラムとオリジナルレシピを提供するほか、オプションで健康ポイントを付与する仕組みを構築できる。

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