10.4 C
Tokyo
7 C
Osaka
2026 / 01 / 24 土曜日
ログイン
English
その他SDGs「新聞紙レジ袋」でプラ削減に挑戦 中学校の取組みに環境大臣賞 食環協・環境美化教育

「新聞紙レジ袋」でプラ削減に挑戦 中学校の取組みに環境大臣賞 食環協・環境美化教育

小・中学校を表彰する「環境美化教育優良校等表彰事業」(主催:公益社団法人食品容器環境美化協会、略称・食環協)。25回の節目を迎えた今年度、最優秀校に選出された学校紹介特集の3回目は、環境大臣賞を受賞した福島県只見町立只見中学校だ。「第25回環境美化教育優良校等表彰式」は1月31日、浅草ビューホテル(東京都台東区)で開催された。

足元を見直す活動で地域環境に変化

町全体が只見ユネスコエコパークに登録されており、豪雪地帯ならではの雪がもたらす希少な環境を守るために、同校では地域とともに多彩な取り組みを行っている。その中でも脚光を浴びているのが、新聞紙をリサイクルして生徒が作製した新聞紙レジ袋を、地域の商店がプラ製レジ袋の代わりに実際に利活用している活動だ。生徒は主に休み時間を使い、毎週100個ほどの新聞紙レジ袋を作製。協力して作ったレジ袋は、商店で使ってもらえるように生徒自身が依頼し、各店舗の在庫管理なども行う。

この活動が誕生したきっかけは、海での体験学習中に、砂浜に散乱する漂着ごみの多さに生徒が抱いた危機感だ。海につながる川の上流で暮らす自分たちができることを考えた結果、ごみで目立っていたプラスチック製のレジ袋に着目、まずは地域から減らそうと考えたのが始まりだった。

生徒がレジ袋作りを指導
生徒がレジ袋作りを指導

そうした生徒の活動に感心した住民からの要望を受け、新聞紙レジ袋作製教室を地域で開催している。それが他市町村にも伝わり、生徒は地域外のイベントなどに出向き、新聞紙レジ袋の出前授業を実施、徐々に広がり始めた。その姿は、住民のみならず、地元の農家にも影響を与えている。

さんべ農園の三瓶(さんべ)陽太さんは、「生徒の活動から多くのことを学んでいます。私も米農家として、プラスチックコーティング肥料を用いない技術を導入するなど日々奮闘しているところです」と語る。

手ごたえをつかんだ生徒は、漂着ごみで多かったペットボトルにも着目し、ペットボトル飲料を使用しない日を設定する「ペットボトル・フリー・マンデー」を企画、実践中だ。家庭の冷蔵庫に貼る啓発用マグネットを作成し、地域に配布するなど工夫を凝らす。

目黒ゆまりさん(中2)は、「ペットボトルの使用量を減らし、プラスチック削減につなげることが狙いで始めました」と意欲を見せる。

こうした取り組みは、県内外で行われるシンポジウム等で広く発信。反響が寄せられるたびに生徒たちは自信を深めている。

関連記事

インタビュー特集

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。