森永製菓は「チョコボール」ブランドから、グミにチョコレートをコーティングした「グミチョコボール」を2月4日に新発売する。
「チョコボール」ブランドの接点拡大が狙い。
箱入りの「チョコボール」定番商品は概ね、未就学児から小学高学年まで喫食され、その後、小学高学年生が親になり子どもに「チョコボール」を買い与えるまで、ブランド接点の空白期間を迎えるという。
「グミチョコボール」は、その空白期間に向けた商品で、10代から30代女性をメインターゲットと定める。
1月17日、取材に応じた森永製菓マーケティング本部菓子マーケティング部チョコレートカテゴリーの中野詩菜氏は「中学生からお子様を持たれるまでの期間にブランド接点を持ちたいと考えた」と語る。
包装形態は「大玉チョコボール」と同様に「一人で持ち運びして少しずつ食べられるようにファスナー機能を付与したスタンディングパウチを採用した」。
中身は、「大玉チョコボール」で展開した期間限定商品とは一線を画する新企画。
「ハードグミ市場が伸びているトレンドも意識して、しっかりと噛み応えのある食感にゼラチンの量を調整した。『大玉チョコレート』よりもグミを少し小さくして一粒ずつ食べやすくした」と説明する。
「ぶどう味」と「レモン味」の2品をラインアップし、ともにパッケージで“ムギュ~っと食感”を訴求する。
「グミの爽やかな味わいとチョコレートの甘さの複合的な味わいによって一粒で二度楽しめるところにチャンスがある」とみている。