5.9 C
Tokyo
8.7 C
Osaka
2025 / 12 / 14 日曜日
ログイン
English
加工食品菓子明治、新食感のガナッシュを開発 琥珀糖から着想 2つの独自技術組み合わせて実現

明治、新食感のガナッシュを開発 琥珀糖から着想 2つの独自技術組み合わせて実現

 明治は、琥珀糖から着想を得て新食感のガナッシュを開発した。

 琥珀糖の、外側のしゃりっとした食感と内側の寒天の食感に着目して、「生ねり製法」と「ソフトコーティング技術」の2つの独自技術を組み合わせて、“これまでにない”を謳う新食感を実現した。

 「カカオや生クリームなどを強い力で丁寧に練り合わせた。一般的な生チョコレートよりも濃密な味わいと香り立ちが特長」(明治)という。

 現在、「明治 ザ・カカオ 琥珀ガナッシュアソート」の商品名で、伊勢丹新宿店で20日まで開催されている「サロン・デュ・ショコラ2025」東京会場の「明治 ザ・カカオ」のブースにて販売されている。

 価格は「カカオ」「いちご」「柚子」の3種類を5個ずつ詰め合わせて税込1944円。

左から「明治 ザ・カカオ 琥珀ガナッシュアソート」の「カカオ」「いちご」「柚子」
左から「明治 ザ・カカオ 琥珀ガナッシュアソート」の「カカオ」「いちご」「柚子」

 「カカオ」は、ペルー産カカオのガナッシュに同国産カカオニブを入れ、ココアパウダーをまぶした。

 「いちご」は、いちごの種入りのフリーズドライペーストを使用し「甘酸っぱい味わいとふわりと広がる香り、そして種のプチプチとした食感を愉しる」という。

 「柚子」は、埼玉県入間郡毛呂山町伝統の「桂木ゆず」の特長である豊潤な香りを含む厚い皮を独自のペースト加工方法により香りを逃すことなく使用し、フルーティーで力強い柚子の香りを打ち出している。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。