11.5 C
Tokyo
11.2 C
Osaka
2025 / 12 / 02 火曜日
ログイン
English
その他企業活動能登被災地の自然体験活動など表彰 安藤スポーツ・食文化振興財団「トム・ソーヤースクール企画コンテスト」
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

能登被災地の自然体験活動など表彰 安藤スポーツ・食文化振興財団「トム・ソーヤースクール企画コンテスト」

安藤スポーツ・食文化振興財団は「第23回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」の審査委員会をこのほど開き、24年度の表彰団体として学校部門の最優秀賞となる「文部科学大臣賞」に庄内学園(静岡県)、一般部門の最優秀賞となる「安藤百福賞」に珠洲市立大谷小中学校PTA(石川県)を選定した。2団体には副賞で100万円と「チキンラーメン」1年分を贈呈する。

「自然体験活動は子どもたちの体力、創造力、チャレンジ精神を育む」との考えに基づき、全国の学校や団体から自然体験活動の企画案を公募し実施を支援するとともに、優秀な活動団体を表彰するもの。後援は文部科学省、横浜市ほか。

今年度、「文部科学大臣賞」の庄内学園は、「【庄内未来研究所】―庄内地区を20年後も元気な地域にしよう―」として、9つの課による多彩な活動を実施。花とみどり課では地域の伝統野菜「庄内白菜」の栽培に取り組み、テクノロジー課ではソーラー・人力ボート全日本選手権大会に挑戦。「安藤百福賞」に選ばれた珠洲市立大谷小中学校PTAのテーマは「OHTANI PRIDE ~震災を乗り越えてつなげる伝統~」。

珠洲市立大谷小中学校PTA
珠洲市立大谷小中学校PTA

大谷地区は能登半島地震や9月の豪雨で大きな被害を受け復興途中にあるが、主宰者や地域住民らが子どもたちのために企画し、活動を通じて安心感や連帯感を生む内容になっていることも評価された。

ほかに「優秀賞」3団体、「推奨モデル特別賞」1団体、「トム・ソーヤー奨励賞」2団体、「努力賞」6団体を選定した。

表彰式を2月1日に「安藤百福発明記念館 横浜(愛称:カップヌードルミュージアム 横浜)」で開催。当日は俳優の石丸謙二郎氏による講演会も行う。テーマは「書を持ち野にでよう」。参加費は無料、定員200人(事前申し込み制)。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点