上野東照宮「黒豆奉納式」 フジッコ福井社長、松平健さんら参加

丹波黒黒豆奉納実行委員会(主催・小田垣商店、丹波篠山市観光協会、フジッコ)は12月12日、都内・上野東照宮で「黒豆奉納式」を行った。

式には実行委員会からフジッコの福井正一社長や小田垣商店の小田垣昇社長のほか、俳優で黒豆親善大使の松平健さん、徳川家19代当主の徳川家広さんも出席。160年の時を経て行われた昨年に続き、江戸時代に篠山藩が徳川幕府に黒豆を献上したという史実を再現した。

今回は新たに、丹波篠山城跡から徳川家康をはじめとした将軍をまつった上野東照宮の金色殿まで大八車を載せたラッピングカーで新穀の黒豆を運搬。伝統的な食材である黒豆のいわれや、栄養、おいしさをアピールした。

篠山から黒豆を運んだラッピングカー - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
篠山から黒豆を運んだラッピングカー

トークセッションで松平健さんは都立上野高校文芸部の生徒が詠んだ俳句「黒豆の甘さなつかし祖母の顔」を優秀作品として選び、「孫を思い黒豆を炊いている祖母のやさしさが頭に浮かぶ」と評した。食生活について聞かれた松平さんは「70歳を過ぎて食べ物には気を付けている。特に黒豆は体によい食材なので毎日食べるようにしている」と話した。

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