フジッコはこのほど、神戸市の本社に15組・30人の親子を招き「獲れたて新豆を味わう会」を開いた。6月から実施してきた「丹波黒黒豆育成プログラム」の最終回。
約半年間の活動を映像で振り返った後、10月に収穫した黒さやから新豆を取った。この日は行事文化研究家の小宮理実さんが登壇し、おせち料理をテーマに講演。数の子、田作り、黒豆(関東)、たたきごぼう(関西)の「三つ肴」や、神様とともに食する「共食」について説明した。
続いて、神戸ポートピアホテルに移動し、和食料理長がその場で炊いた黒豆や昆布からとった出汁を味わった。昼食時にはホテルの担当者から和食のテーブルマナーを学んだ。
フジッコ広報室の新村剛室長は「食卓に上がる食べ物に多くの人が携わっていることを知り、感謝の思いを感じる機会にしてもらえればうれしい」と呼びかけた。