10.8 C
Tokyo
16.6 C
Osaka
2025 / 12 / 20 土曜日
ログイン
English
流通・飲食小売イオン「まいばすけっと」へ重点投資 コンビニよりも安く買えるイメージで都市部にフィット 店舗数倍増へ吉田社長が意欲

イオン「まいばすけっと」へ重点投資 コンビニよりも安く買えるイメージで都市部にフィット 店舗数倍増へ吉田社長が意欲

 イオンの吉田昭夫社長は10月9日、上期決算説明会に臨み首都圏の戦略的小型店の中核として「まいばすけっと」に投資を重点配分して店舗数を倍増していく考えを明らかにした。

 「まいばすけっと」は上期(2月期)、72店舗を新たに開業し1175店舗(前年同期比56店舗増)。
 引き続き横浜・川崎・東京23区を中心に首都圏での出店を拡大していき、値頃感創出のイメージで差別化を図る。

 「今、『まいばすけっと』が非常に都市にフィットしている。お客様から見ると都市部におけるコンビニよりも安く買えるイメージを持っていただいており、小型フォーマットで非常に競争力がある。いち早く(店舗数を)倍にしなくてはいけない」と意欲をのぞかせる。

 「まいばすけっと」でのプライベートブランド「トップバリュ」の売上が「まいばすけっと」全体売上の20%を占めるまでに高まっている点にも勝算を見込む。

 「(トップバリュの売上構成比を)もっと高めていけば、価格競争力と値入が入っていき、もう少し収益性の高いものになっていく。店舗数を増やせればさらにメリットが出てくるため、『まいばすけっと』は今後非常に力を入れていく業態と位置付ける」と期待を寄せる。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。