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流通・飲食小売北陸スーパー2社 中京エリアで店舗網着々と拡大 大阪屋が岐阜初出店

北陸スーパー2社 中京エリアで店舗網着々と拡大 大阪屋が岐阜初出店

北陸の有力スーパーで富山県に本社を置くアルビスと大阪屋ショップは、来春までに中京地区(愛知、岐阜)に新たに出店し、中京ドミナントの礎を着々と築く。大阪屋ショップは今秋の岐阜県各務原市の中京地区2号店に続き、来春の同県関市の3号店は中京初の新設となる。アルビスは25年3月、岐阜県本巣郡に中京地区4店舗目を開設する。

大阪屋ショップは今秋、中京地区2号店で岐阜県初の「各務原店」を、各務原市のスーパー三心蘇原店跡地に出店する。全社では54店舗目となる。岐阜県での知名度は低く、今秋のオープンまでにチラシを6回投入し、北陸のスーパーであることを訴求していく。

同社は昨年6月末、北陸以外で初の店舗を、愛知県江南市のスーパー三心跡地に居抜き出店した。北陸の鮮魚など生鮮が好調の一方、グロサリーは開設4か月目に「EDLPをやり直した」(大阪屋ショップ・尾﨑弘明社長)など修正もあったが、現在は計画以上と好調に推移している。

また、来春の関店は、新設の複合商業施設「アクロスプラザ関」への出店となり、同社の中京地区では初の新設となる。その後も中京地区での出店を積極的に展開していく考えだ。

アルビスの中京地区の出店は、19年に岐阜県美濃加茂市に初出店し、2号店は21年に愛知・名古屋初の「中村二瀬店」、3号店は23年11月に名古屋市の「北区金田店」を開設し、25年3月に4号店「北方町店(仮称)」の出店を控える。

アルビスは今期から3か年の第四次中期経営計画が始動。中京の店舗数は、25年度に3店舗増の7店舗、60期となる26年度(27年3月期)に4店舗増の11店舗体制を計画している。

(9月20日付本紙に「北陸特集」)

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