ヤマモリは10月2日出荷分から、家庭用タイフードの価格改定を実施する。原材料や包材費、物流費などの高騰が続き、なおも世界情勢の不安長期化により今後も生産・供給コストが上昇していくとの見通しから値上げに踏み切る。
対象となるのは、「グリーンカレー」や「レッドカレー」「マッサマン」などレトルトタイカレー9品と、「グリーンカレーの素」や「トムヤムクンの素」「カオマンガイの素」といったタイ料理合わせ調味料「タイクック」シリーズの7品。希望小売価格で約13~14%の値上げとなる。
「当社のタイフードは、今年発売25年の節目を迎えた。今般、外部環境の変化を受けてやむなく価格改定を実施することとなったが、メーカーの使命として品質へのこだわりをさらに徹底し、美味しいものを届け続けることで、市場を盛り上げていくことに努めたい」(広報)とする。