11.3 C
Tokyo
7.4 C
Osaka
2025 / 12 / 03 水曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料名糖産業から「ピーチティー」など粉末飲料 人気フレーバーや映えアイテムも 秋冬新商品
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

名糖産業から「ピーチティー」など粉末飲料 人気フレーバーや映えアイテムも 秋冬新商品

名糖産業は9月2日から、粉末商品の今秋冬新商品・リニューアル商品を発売した。今期(25年3月期)の粉末飲料部門売上は前年比5%超で推移しているが、秋冬商品に向けては人気のピーチフレーバーや寒い季節に需要が高まるしょうがフレーバー、新提案の映え系飲料などを新たに投入。また、重点ブランド「スティックメイト」もパッケージリニューアルを実施し部門活性を図る。(希望小売価格は各税抜)

「ピーチティー」は、国産白桃果汁を加えて仕上げた本格派のピーチティーミックス。紅茶カテゴリーでもレモンに次いで人気のピーチフレーバーで、ターゲット層に据える40~50代の新規顧客開拓を狙う。サイズ・価格は、470g・700円、280g・410円、3P・120円。1杯(13g)当たりビタミンC40㎎が摂取できる。

「星屑紅茶」(5P、400円)は、お湯を注ぐと浮かび上がるあられ金平糖を星屑に見立てた柚子風味の紅茶。20代女性を中心とした若年層の取り込みを図る。

「星屑紅茶」
「星屑紅茶」

同社ではお湯を注ぐとフリーズドライの果肉が花開くようにカップに広がる「とけだす果実の紅茶」シリーズを22年から展開しているが、新商品も同様に目で見て楽しめる華やかさが特徴だ。

しょうがフレーバーは、「あったかしょうが湯アソート」と「しょうが紅茶」の2品を新発売。「あったかしょうが湯アソート」(20本、560円)には、高知県産粉末しょうが使用。「沖縄県産黒糖入りしょうが湯」「ほんのりまろやかはちみつしょうが湯」「爽やかなゆずしょうが湯」「甘酸っぱいりんごしょうが湯」の4フレーバーを詰め合わせた。

一方、「しょうが紅茶」は50代以上をターゲットにした、カフェインレス、食物繊維たっぷりの粉末飲料。はちみつ入りの飲みやすい商品設計で、16P・700円、7P・350円の2サイズを取り揃える。

また1箱で4種のフレーバーが選べる「スティックメイト」シリーズは、パッケージをスタイリッシュなデザインに刷新。「フルーツティーアソート」(24本)、「ジャスミンティーアソート」(20本)、「ティーラテアソート」(20本)、「VCアソート」(20本)の4アイテム(各560円)で、下期も拡売に力を注ぐ。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点