万博会場整備に穀物由来の副産物 活用 昭和産業

昭和産業は、大阪・関西万博の会場整備にサプライヤーとして協賛する。万博会場内のギャラリー施設の屋根資材として、穀物の一次加工で発生した副産物(菜種粕・コーングルテンミール)および、バイオマスを配合したごみ袋(「大地のMino-Re:」)を提供する。

同社グループが提供する穀物の一次加工で発生した副産物は、板状に成形され、会場内のギャラリーWestの屋根資材に使用される。バイオポリ上越と共同開発した、バイオマス配合のごみ袋「大地のMino-Re:」は、穀物由来の非食品用途バイオマスを20%配合。万博関連のパーク&ライド駐車場や交通ターミナル、水上輸送待合所などで使用される予定という。