11.5 C
Tokyo
14.6 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
加工食品健康・機能性食品江崎グリコ 健康・食品事業の成長加速へ グリーンスプーンの全株取得

江崎グリコ 健康・食品事業の成長加速へ グリーンスプーンの全株取得

江崎グリコは、冷凍ヘルシーミールの定期宅配サービスを展開する「GREEN SPOON(グリーンスプーン)」(以下GS)の全株式を6月3日付で取得し、完全子会社化した。これにより注力領域の一つに位置付ける健康・食品事業の成長を加速させる。

GSは、社名と同様のブランドでサブスクリプションサービスを展開しており、メーンディッシュ、スープ、スムージー、サラダの4つのカテゴリーから70種類以上のメニューを取り揃えている。豊富な野菜や果物などの素材がそのまま入ったヘルシーな食事を、電子レンジなどのひと手間で簡単においしく摂れることから、4年間で15万人の会員を獲得している。

グリコは、おいしさと健康を価値とした新商品やサービスの展開を強化しており、健康・食品事業では、適正糖質を訴求する「SUNAO」ブランドで、最近では冷凍生パスタを新発売したほか、一部地域では法人向けの宅配サービスを展開している。

GSの子会社化により、日常的に喫食する主菜・副菜の分野を強化し「おいしさと健康にこだわる20~40歳代の女性を中心に、幅広い層に対しても提供機会を拡大していく予定」としている。

両社は22年5月にグリコのアーモンドミルクとGSのスープで販売促進の共同キャンペーンを展開していた。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。