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2025 / 05 / 15 木曜日
麦茶 ティーバッグ麦茶

麦茶 薄利の商戦脱却が課題 「+α」の価値を模索

徳用品を中心に、低価格販売が常態化するティーバッグ麦茶。手軽さとともに経済性にも優れるのが利点ではあるが、今や50P以上入りの徳用品で店頭売価150~200円が当たり前の世界となっている。抽出の手間なく、すぐ飲めるPETボトル入りの無糖茶飲料も手強いライバルだ。
ヤオコー川越南古谷店 健康アイス

アイス、新市場の萌芽 健康系集め売場作り ヤオコー川越南古谷店

ヤオコーが3月30日にリニューアルオープンした「川越南古谷店」で健康アイスコーナーが設けられていた=写真。同店は03年にオープン、「ミールソリューションの充実」を打ち出し、その後の食品スーパー各社の生鮮・デリカ強化に多大な影響を与えた店。
家庭用つゆ 白だし パウチ入りストレートつゆ

家庭用つゆ 縮小傾向も単価上昇 白だし・パウチ拡大基調

家庭用つゆ市場は緩やかな縮小傾向にある。2016年度(3~2月)の金額市場は前年比微減で着地したとみられる。しかし、濃縮つゆの大容量サイズが苦戦した半面、白だし、パウチ入りストレートつゆが善戦した結果、容量当たりの平均小売価格は上昇したとみられる。
平成28 2016 菓子需要

H28菓子需要、前年並み確保 チョコ牽引、米菓は昨対維持

全日本菓子協会(ANKA)は平成28年菓子生産数量・金額推定結果を公表した。それによると、28年は西日本中心の猛暑や秋以降の相次ぐ大型台風などの天候影響もあり、訪日外国人によるインバウンド需要の増加も客数の増加ほど見られなくなる中で、個人消費は依然として低迷が続いている。
コンビニ春夏商戦 CVS

コンビニ春夏商戦 “3強”激突

CVSチェーン各社の今春夏商品施策が出揃った。大手寡占化が加速する中、セブン―イレブン、ファミリーマート、ローソンの上位3社は総合力を競い、中堅クラスは生き残りをかけ個性を磨く。
パッケージサラダ 市況

急成長遂げるサラダ市場 関連商材、多彩に広がる

日本のパッケージサラダの市場規模は2000年の約100億円から、16年に1千300億円まで拡大したと推計される。核家族化や共働き世帯の増加により、家庭での生鮮野菜の購入量が減り続ける一方で、野菜加工品を利用して栄養不足を解消したいという考えが若い世代を中心に顕著に表れている。
即席みそ汁 タニタ

みそ 省力化で人手不足へ対応 好調「タニタ」4年目に突入

全国味噌工業協同組合連合会(全味工連)によると、16年のみそ出荷量は0.2%増となり、下げ止まりが感じられる。ただ、社会背景を反映して生みそから即席みそ汁へのシフトが進んでおり、
ポッカサッポロフード&ビバレッジ 神哲文氏㊨と鶴谷哲司飲料ブランド戦略部総合飲料グループマネージャー

ポッカサッポロ、国産素材無糖茶戦略を加速

ポッカサッポロフード&ビバレッジは生産者との関係を構築しながら国産素材無糖茶を拡大していく。3月23日に発表した神哲文マーケティング本部飲料ブランド戦略部総合飲料グループグループリーダーは「緑茶市場を除いた約3千億円の無糖茶市場で当社の存在感を示していく」
サントリー食品インターナショナルはコーヒーの新機軸新商品として「クラフトボス ブラック」を4月4日に新発売する。同商品のCMキャラクターに堺雅人さん㊥や成田凌さん㊧、小澤慎一朗さん(ピスタチオ)㊨らを起用した(夏場飲料商戦 新商品)

〈総合飲料特集〉大型新商品に挑む1年 夏場へ意欲作続々

4月、最需要期の夏場に向けて飲料商戦の火ぶたが切られた。各社の基本方針はほぼ出揃い、これまでの1~3月の発表を見ると、今年は新商品への意気込みが強く感じられるものとなった。
米菓 新潟県中蒲原郡の稲刈り風景

米菓 アジア共通“コメ”のお菓子 自然、風土と融合、繊細の極致

アジア圏はコメを食べる食文化で共通している。その中で昨今、日本の和食のみがなぜ世界に広く受け入れられているのか。それは日本ならではの気候、風土が織りなす繊細な食文化ゆえに他ならない。
ヨーグルト プレーン 機能性食品

ヨーグルト プレーン、機能性好調 食シーン拡大の動きも活発化

「追い風が吹いた2016年はヨーグルト活況の年。機能性が市場を伸ばした」(業界関係者)というように、16年のヨーグルト市場は前期の反動を受け最終四半期こそ減速したものの、通期では前年比105%前後での着地を見込み、市場規模も4千億円を突破する見通しとなった。
第7回火の国会総会 田原貴之火の国会会長(味の素九州支社長)

九州版 第7回火の国会総会

亀井通産は22日、熊本市のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで、「第7回火の国総会」を開催し、業界関係者174人が参集した。冒頭で田原貴之火の国会会長(味の素九州支社長)が、続いて亀井創太郎会長、築城初實社長がそれぞれ壇上で次の通りあいさつした
食品衛生管理対策 HACCP義務化

衛生管理対策 求められる日常管理の徹底

食品に微生物や毒物などの危険な要素が入っていると、その影響は人体に直接症状として出てくる。急性の場合は嘔吐や下痢として発症する。慢性の場合は症状が徐々に出てくることがある。
塩 専業流通網

全国塩流通 和食文化を支え続ける専業流通網

塩業界は今年3月末をもって平成9年の専売制廃止から20年が経過する。廃止後5年間の経過措置期間を経て、平成14年には完全自由化となり、この15年間は大きく様変わりしてきた。具体的には、廃業助成がなくなり、塩事業センターによる一元輸入は廃止、塩元売以外の流通も可能となり、製造も届け出のみで自由に行える。
ドライパスタ供給量 2016

新たな局面迎えたパスタ業界 輸入品52%に 国産14万t割り込む

16年のドライパスタ供給量はわずかに前年を上回った。一昨年の値上げに伴う消費の落ち込みを最小限に食い止め、2年ぶりのプラスに転じた。一昨年の28万t水準には届いていないが、冷凍や生パスタなど多様なメニューが広がり、パスタは底堅い需要を維持している。
㊧から「AJINOMOTOオリーブオイルエクストラバージン」(J-オイルミルズ)、「日清炒め油 焙煎香味タイプ」(日清オイリオグループ)、「キャノーラNEO」(昭和産業)(業務用油 市況)

業務用油 油脂の機能・価値に脚光

16年度の業務用油市場は、堅調な需要を維持している。CVSや量販惣菜など中食需要が拡大していることに加え、外食市場でも唐揚げ・天ぷら・とんかつなど揚げ物専門店が増加。家庭内での揚げ物需要は減少傾向にある一方で、外食・中食での揚げ物人気は根強く、業務用油の需要拡大を支えている。
米飯改良剤を使用した炒飯おにぎりの実演も(オリエンタル酵母工業)

オリエンタル酵母工業 中食・外食向け提案を強化

日清製粉グループのオリエンタル酵母工業はこのほど、本社P&Bセンター内キッチンスタジオでプレス懇談会を開催した。イースト、フラワーペースト、マヨネーズなど製菓・製パン向けの食品素材で知られる同社だが、
アイスクリーム 市況

アイスクリーム 着地6%増、4,900億円

16年度のアイスクリーム市場は6%増、4千900億円で着地する模様。4千億円の大台に初めて乗ったのが10年で、当時「5千億円市場も夢ではない」というセリフが会合のあいさつによく使われていたが、それが目前に迫ってきた。
中国地方食品卸

中国地区地域卸 地域を支える役割担う

地域の卸売業、小売業を取り巻く環境は厳しさを増している。人口の減少に歯止めがかからない中で、DgSやDSを中心とした出店が続き競争は激化。スーパーでは有力チェーンを軸にしたグループ化が進み、地域卸の得意先であるローカルチェーンが取り込まれている。
マルハチ オイキムチ 山形のだし

つけもの版 売場で季節感を演出

調味浅漬で知られるマルハチはこの春夏も新商品、リニューアル品を積極投入し、売場で季節感を演出する。少量パックの「オイキムチ」を4月から通年販売するほか、「夏野菜山形のだし」を5~8月の期間限定で発売する。

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