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2025 / 12 / 09 火曜日
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2016年食品産業界重大&10大ニュース

2016年重大&10大ニュース 激甚災害相次ぐも・・・ 過去最高で投資活発化

全国的な大雪被害(1月)、熊本地震(4月)、北海道・東北での度重なる台風被害(8月)、鳥取県中部地震(10月)。2016年の食品産業界は1年を通して激甚災害に見舞われた。1年前、日本を含む参加12カ国の大筋合意を受け国内対策で大騒ぎとなったTPPは、トランプ次期米国大統領の登場で状況が一転、先行きが危ぶまれる状況となっている。
3月15日にオープンしたマックスバリュ志段味(しだみ)店

中京主要スーパー 生鮮惣菜強化に邁進

中京エリア主要食品スーパーの16年度業績は各社の、取り組み内容や特殊事情により明暗が分かれた。中京は全国でも突出して食品強化型ドラッグストアが大量出店しており、食品スーパーへの影響は大きい。また、昨年は秋口に青果物の相場がかつてないほど高騰、人手不足・人件費上昇も深刻化し、厳しい舵取りを強いられている。
スパークリング清酒

スパークリング清酒 拡大傾向はやや鈍化

長期的には下落傾向がある清酒市場で、数少ない希望の星の一つといえるのがスパークリング清酒(発泡性清酒)だ。
トマト調味料 市況

トマト調味料 健康機能で需要活性化

トマト調味料は長い間、マイナスの局面を抜け出せず、15年は原料高による値上げにより消費の落ち込みが懸念されたが、各社の懸命な販促努力でマイナスを回避、逆に再びプラスに転じた。16年もプラス基調を維持。特にトマトのリコピン効果や減塩機能がテレビの情報番組などで取り上げられたことで勢いを保った。
前野隆司教授㊧と太刀川瑛弼氏(爽ハッピーベンチ ロッテアイス)

シャレを大まじめに 「爽ハッピーベンチ!」ロッテアイス

ロッテアイスは座るだけで自然に上を向くことができ、気分転換になる「爽ハッピーベンチ」を開発した。「爽」は99年の発売以来、微細氷などの物性や機能を訴求するコミュニケーションを展開してきたが、昨年からは「爽」を通して今の時代と社会に必要とされる新しい価値を提案できないかを考え、
バレー・フィッグ・グロワーズ社 ゲイリー・ジュウ社長㊧とタント 田川和雄社長

加州産ドライフィッグ おいしさと健康性に注目 降水に恵まれ豊作期待

人類最古の食物の一つとされているイチジク。これを乾燥させたドライフィッグは豊富な栄養を含んだ食品として、また製菓・製パンに適した素材として、現代でも世界各地で親しまれている食材だ。
2017冬季ギフト市場

冬季ギフト ネットで狙う新規顧客 進めたい需要掘り起こし

緩やかに縮小するギフト市場の苦境から脱しようと、各社ともにさまざまな施策を試みている。伸長するインターネット販売に対応して自社オンラインショッピングを強化したりフォトジェニックな商品を取り揃えたりするだけでなく、ブロガーによる拡散を狙い、若年の新規顧客獲得を図ろうとしている。
16~17年度大豆生産量 大豆市況

新春大豆加工食品 生産・消費とも史上最高へ 16~17年度の世界大豆需給

16~17年度の世界の大豆生産量は前年度比7・8%増の3億3千785万tとなる見通しだ。米国やブラジルでの反収増加、中国での播種転換促進等によるもので、史上最高の生産量となる。
中国地区卸 小売再編(大店立地法届出)

中国地区卸 小売再編、人口減少の中 地域支える商売を

人口減少と高齢化が急速に進む中国地方。特に、その傾向が強い山陰や山口地区でDgsやDSの進出が続いている。表は今年1月から7月の間に、各県と政令市に届け出があった大店立地法に基づく新設物件の一覧。
ナッツ ドライフルーツ 需要拡大

ナッツ・ドライフルーツ 世界で新たな需要が拡大

多彩な用途に使える汎用性の高さとともに、そのまま食べてもおいしく、また美容や健康などの機能性でも注目を集めるナッツ・ドライフルーツ。製菓や製パンなど従来の利用法だけでなく、健康のため習慣的に食べる層を中心とした新ユーザーが世界的に拡大。
家庭用プレミックス 生産量

家庭用プレミックス 作る楽しさ、おいしさを再訴求

家庭用プレミックスは最需要期に向けた提案が活発化している。国内生産量は家庭用が6年連続のマイナスと厳しい状況にあるが、お好み焼・たこ焼、から揚げ、ホットケーキなど定番メニューとしての人気は根強い。
家庭用スープ 市況

スープ レンジ対応、チルド、冷製…各タイプで市場深耕

本格需要期を迎える家庭用スープ。さまざまなシーンで利用されるスープは、フレーバーや具材、食べ方のレパートリーも広がり市場は堅調に推移。
2017~2018年度 世界 大豆生産量

大豆加工食品 中国の大豆消費さらに増加 米国で史上最高の収穫面積に

17~18年度の世界の大豆生産量は前年度比0.8%減の3億4千857万tとなる見通しだ。米国では史上最高の収穫面積となるが、ブラジルなどで減少が見込まれることから世界全体では前年度を下回る見込みだ。
出生数とベビーフード生産量推移

ベビーフード 出生数減少続くも SNSなど追い風 市場は順調拡大

出生数の減少は歯止めがかからないままだが、ベビーフード市場はこの10年ジワジワと右肩上がりを続けている。昨年は生産量で2%減、金額で4%減と久々の前年割れとなったが、今年度はその反動もあり2ケタ近い伸びとなっている。
にがり

にがり特集 食品に重要な役割果たす 豆腐や塩製造に欠かせぬ原材料

「にがり」は、豆腐業界では塩化マグネシウム(固形)、粗製海水塩化マグネシウム(液体で検討中)、硫酸カルシウム(スマシコ)、グルコノデルタラクトン(グルコン)、塩化カルシウムの大きく5種類に大別される。このうち、本当に「にがり」と表示できるのは塩化マグネシウムと粗製海水塩化マグネシウムだけであり、他は一般的な総称として呼ばれることがある。
ノロウイルス カンピロバクター

ノロウイルス予防対策 冬季こそ要警戒 対応機材の活用を

ノロウイルスは、例年10月から増加し始めて11月に急増、12月をピークに3月頃までが特に多発する。厚生労働省統計では、過去10年間の食中毒事件は毎年1千~2千件程度発生。病因物質別に見ると、ノロウイルスとカンピロバクターがトップを争っており、ノロウイルスは毎年300~500件ほど発生している。
ごはんの素 市況

「〇〇ごはんの素」市場規模400億円 値上げで悲喜こもごも

炊き込みごはんの素、炒めごはんの素、丼の素など“〇〇ごはんの素”市場は合計で約400億円規模と推測される。10億円未満のカテゴリーから、炊き込みごはんの素で200億円弱と幅広い。
米粉麺 春雨 市況

春雨・ビーフン メニュー増加が追い風 市場は安定成長

ビーフンやフォーなど米粉麺、春雨の市場が注目を浴びている。これまでにもカロリーの低さやヘルシー感、味付けしやすい素材特徴もあり、安定した市場を形成してきた。加えて最近ではエスニック料理人気もあって、こうした素材を使ったメニューが外食や中食産業で増加。家庭用品にも好循環を生み出している。
食品検査 食品の安全 新食品表示法

食品検査 品質・安全性確保へ活用を 食品表示対応のツールに

今日に至るまで食品の安全性を阻害する事件・事故が相次ぎ、食の安全性に対する消費者の関心は高まる一方である。ただ、事件・事故は「食品安全管理の不備」が原因になることもあるが、悪意的に利益を追求したための結果であることも多い。
近畿版 近畿・中四国大手スーパー 上期決算概況

近畿版 近畿・中四国大手スーパー 上期決算概況と下期方針

近畿・中四国に展開する上場スーパーの第2四半期(3~8月)決算は7社中6社が増収、営業利益は5社が増益となった。店舗活性化の投資などにより、既存店の売上高は5社が前年を上回り、客単価は全7社で前年を超えた。