ワイン特集 業務用依然として厳しく 国産に回復の兆し
08年ごろから好調に推移したワイン市場は昨年、課税移出数量が約96%と前年を割ったが、市中在庫などから前年並み、または微減と推測される。家庭用は堅調に推移したものの酒類市場全体と同様に業務用が落ち込んだことが要因とみられ、
特集:2019 新年特集号
【1月1日付】
食品産業センター・村上秀德理事長に聞く (2面)
今年の重大新潮流 (3~10面)
新春トップインタビュー (12~28面)
業界リーダーアンケート (31~46面)
年頭に思う (28、29、47~50面)
サプライチェーン構築へ 中国でも攻勢 マックスバリュ中部 鈴木社長に聞く
今期は好業績で推移していますね。鈴木 11月頃からダウントレンドで昨対は取れても予算達成が難しくなっている。客数の前年割れも懸念材料だ。これまで順調だったため油断、慢心した結果だと反省している。
おせち 新たな需要掘り起こしへ セット品の構成比拡大 アイテム集約化も
今年も残すところ、あとひと月あまり。年末のおせち商戦が佳境を迎えている。家庭で作るおせちから、重詰に代表されるように“買うおせち”が主流となり、ライフスタイルの多様化が年末商戦にも大きな影響を及ぼしているが、クリスマスと並ぶ年末の一大イベントにかける期待は大きい。
家庭用冷食 個食化など反映、上期103% 主食からおかずまで伸長
昨年は足踏みした家庭用冷凍食品市場も今年は伸長している。牽引役は炒飯に代表される米飯だ。パスタは微増した模様。おかずやスナック類にも伸長がみられる。
味の素ゼネラルフーヅ スペシャリティへ邁進 品田英明社長インタビュー
6月24日から現職の品田英明社長。7月に開催した16年度事業方針説明会ではAGFの2020ビジョンについて「昨年、味の素グループの100%子会社化となり海外の仕事もできるようになったことで、
ダウンタイム削減の複合機 COREFIDO3対応2機種ほか OKIデータ
OKIグループのプリンター事業会社OKIデータ(本社=東京都港区、波多野徹社長)は、A4カラーLEDプリンター・複合機の新商品として、COREFIDO3(コアフィード・スリー)対応のハイスペックモデル「C542dnw」「MC573dnw」およびCOREFIDO2(コアフィード・ツー)対応の「C332dnw」「C612dnw」「C712dnw」「MC363dnw」の6機種を発売した。
九州即席麺 袋、カップ麺とも物量減 各社、戦略見直し図る
九州市場では昨年の熊本地震の震災特需により、4月から即席麺各社が2ケタ台と大幅な売上げ伸長となったが、5月はその反動を受けて大きくダウンした。6月から盛り返しを見せたものの、7~8月は猛暑の影響で売上げも低空飛行が続いた。
砂糖のネガティブ情報、蔓延阻止へ 精糖工業会 飯田雅明会長
精糖工業会は10月2日、「砂糖と健康」研究支援プロジェクトを開始することを決定した。砂糖を否定的にとらえた情報も多く、これまでも消費者の懸念払拭に努めてきたが十分ではないと判断。
コーヒー飲料 ボリューム維持へ各社たゆまず注力 SOT缶、情緒的価値に焦点
缶コーヒーをはじめとするRTDコーヒー市場は昨年、ボリュームゾーンであるSOT缶(プルトップ式の缶)の5%程度の落ち込み分をボトル缶の20%増の伸長でカバーし全体で1、2%増のプラスと推定される。
中部版 タイフード 裾野拡大と深耕へ 日・タイ修好130周年弾みに ヤマモリ
今年は日・タイ修好130周年。日本国内でも、これを記念したさまざまな行事やイベントが目白押しで、タイの文化や食に対する注目度もにわかに高まっている。95年からタイで醤油事業に着手。現地での日本食の啓発に取り組むとともに、タイフードの日本へ浸透を図ってきたヤマモリ(三重県桑名市)も、
チルド麺 冷し苦戦の異常事態も 2食牽引し市場は前年並み
2016年春夏の家庭用チルド麺市場を異変が襲っている。西日本エリアで連日の記録的猛暑を記録したにも関わらず、夏の主役である冷し中華が苦戦、4〜7月の全国ベースで前年割れとなっているため。
シャレを大まじめに 「爽ハッピーベンチ!」ロッテアイス
ロッテアイスは座るだけで自然に上を向くことができ、気分転換になる「爽ハッピーベンチ」を開発した。「爽」は99年の発売以来、微細氷などの物性や機能を訴求するコミュニケーションを展開してきたが、昨年からは「爽」を通して今の時代と社会に必要とされる新しい価値を提案できないかを考え、
カレー メニュー人気で堅調
カレー関連商品市場はメニューの人気に支えられ、家庭用、業務用ともに堅調に推移している。メニュー間競争が激化する一方、メニュー領域は拡大している。この流れがカレーメニュー全体、それに対応するカレー商品全体の安定した動きにつながっているとみられる。
11月24日は「和食の日」 日本の食文化を次世代へ継承
和食は海外において年々人気が高まる一方、日本国内では若年層中心にコメ離れが浮き彫りとなっている。こうした中、国内では和食のユネスコ無形文化遺産登録を契機に、日本食文化を次世代に向けて保護、継承しようという機運が高まっている。
茶 久々に笑顔戻る生産者 価格上昇、PET用原料が大幅増
ここ数年、リーフ離れから下落の一途だった荒茶相場が今シーズンは一転上昇に転じた。鹿児島県茶市場取扱実績では茶価が17%増、一番収量が多く茶価も断然高いため生産者が最も気にかける1番茶の価格も18%増となっている。
鍋用調味料 鍋つゆ中心に拡大へ メニュー人気で需要増
鍋は秋冬期を代表するメニューとして家庭内などに定着している。
家庭用嗜好品 進む小世帯化への対応 コーヒー、カフェインレスが拡大
コーヒー、紅茶、ココアなど家庭用嗜好品の秋冬商戦が始まった。昨シーズンから今年8月までを振り返ると、最大ボリュームのコーヒーは伸び方が若干鈍化しつつあるが好調を維持し今年は消費量で4年連続拡大の見通しとなっている。
ファミリーマート、商品統合着々 無印やチーズタルトを全店展開
この9月1日に誕生したユニー・ファミリーマートホールディングス。新体制発足に伴い、旧ファミマとサークルKサンクス(CKS)が合併。ファミマへのブランド統合や取扱商品の一本化を前倒し前倒しで進めていくという。
総合飲料特集 利益重視で上期3%増
西日本各地や東海などで梅雨明けし、夏本番に突入した飲料業界。1~6月の上期は前年同期比3%増となった。