間食?食事?境界あいまいに 新たな食の選択肢「ランチパイ」 湖池屋が販促強化

湖池屋では、4月1日から全国発売している「ランチパイ」の「クラムチャウダー」と「デリシャスピザ」の2アイテムの販売に力を入れている。

昨今の生活スタイルの多様化やリモートワークの定着などにより、一日における間食と食事の境界線が希薄化し間食を含む食事回数が年々増加傾向にあることが「ランチパイ」の開発の背景。湖池屋九州支店では新しい食の選択肢として、スナック感覚で手軽に食べられる料理のような味わいが特徴の「ランチパイ」の販売に重きを置いている。

「クラムチャウダー」は魚介の旨みを凝縮した、クリーミーで濃厚な味わい。一方の「デリシャスピザ」はフレッシュなトマトの旨みにレッドペッパーをきかせたジューシーな味わいとなっている。

福島恒晴九州支店長は「菓子でありながら軽食としても食べ応えがあり、セイボリー(食前食後に出される甘くない食べ物)としても手軽に楽しんでいただける。菓子というカテゴリーに留まらない、食事性の高い商品として皆さま方の多様な食シーンに適う商品として訴求に努めていきたい」と販売に意気込みをみせている。