サタケ X線とAIで最新選別機

サタケはこのほど、大阪市で開かれたフードテックジャパンに出展、最新型の光選別機を紹介した。今回、特に力を入れたのが、X線とAIを組み合わせた「BELTUZA SPECTRA」。

担当者は「従来は色や形状などの外観で判別していたが、X線を使い対象物の中まで見ることができる。X線で透過した画像が増えることでAIの機能も高まる」と説明する。

例えば、アーモンドを選別する際には、外からでは見えにくい細かい虫食いなどが見えるようになるという。同社では「国内外とも食品の品質向上とともに、選別に対する需要が高まっている」としている。