8.8 C
Tokyo
6.3 C
Osaka
2025 / 12 / 16 火曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類「ブロンコ」の味を家庭でも 焼肉用たれと和風ドレ新登場 松屋栄食品本舗

「ブロンコ」の味を家庭でも 焼肉用たれと和風ドレ新登場 松屋栄食品本舗

調味料・惣菜メーカーの松屋栄食品本舗(愛知県犬山市、以下松屋栄)は3月26日から家庭用新商品「ブロンコビリー ブロンコのたれ」(230㎖)と「ブロンコビリー 和風ドレッシング」(210㎖)を発売。同社の親会社で中部地盤のステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」で提供している特製ステーキソースやサラダバーで人気の和風ドレッシングの味が家庭で楽しめるよう商品化した。

新商品は「BB TO GOおうちでブロンコ」と銘打ち展開する。フレッシュな味わいを維持するため、チルド帯管理にこだわり、小売店頭では精肉売場や青果売場での提案を図る。

「ブロンコのたれ」は、コク深く風味豊かな特製醤油に産地を厳選した玉ねぎ、ニンジン、大根などのフレッシュな生野菜をすりおろし、生姜やニンニクなどの香味野菜、リンゴをたっぷり加えたもの。肉のうまみを引き出す秘伝のソースは牛、豚、鶏など幅広い肉メニューにマッチする。

一方、「和風ドレッシング」は、特製醤油にすりおろした厳選生野菜とリンゴをたっぷりと加え、豊かな甘みと爽やかな酸味を感じる味わい。

賞味期限はそれぞれ90日。希望小売価格は各税抜398円。松屋栄の販路を生かし、中部エリアを中心に小売との商談を進めているところだ。

松屋栄は、業務用つゆ・たれや各種調味料のOEM・PB受注を軸に事業を展開。特に焼肉のたれなど肉用調味料や和惣菜に定評がある。

22年7月1日付で、ブロンコビリーの100%子会社となり新生スタート。現在はオリジナル商品、PB・OEM受託商品、ブロンコビリー向け商品の3ラインを軸に据える。ブロンコビリー向けには、店内サラダバー用のドレッシング類やステーキソース、スープなどの製造を順次、ブロンコビリーのメーン工場である春日井工場から移管してきた。

さらに外販用の和風ステーキソースと和風ドレッシングを開発。23年末から「ブロンコビリー」店頭で販売されている。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。