伊藤園 琵琶湖のヨシ刈り4年ぶり実施 環境保全へ「お~いお茶」の売上を一部寄付

伊藤園は、滋賀県とたねや・クラブハリエと共同で琵琶湖周辺の葦(ヨシ)を刈り取る活動を2月17日に実施した。

ヨシ刈り活動は、23年8月21日から9月30日まで実施した環境保全活動「お~いお茶『お茶で琵琶湖を美しく。』キャンペーン」の一環。この日、一般参加者と関係者の計120人がヨシの刈り取りや清掃活動を行った。

同キャンペーンは08年に開始され、今年で16年目を迎え、琵琶湖周辺のヨシ刈りは4年ぶりの開催となった。近年、降雪や新型コロナウイルス感染症の影響で開催が見送られていた。

活動に参加した伊藤園の吉田秀樹常務執行役員関西地域営業本部長は「皆さまに飲んでいただいた『お~いお茶』の一本一本がヨシ刈りや清掃活動につながるような工夫を今後も続けていく」と意気込みを語る。

同キャンペーンでは、「お~いお茶」ブランド全飲料・リーフ製品の関西2府4県(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)における売上の一部を、滋賀県が推進する琵琶湖の環境保全活動の資金として寄付している。これまでの寄付は、総額で1億2543万円。