11 C
Tokyo
12 C
Osaka
2026 / 02 / 14 土曜日
ログイン
English
流通・飲食中食・惣菜わかめの硬い部分もおいしく 持続可能社会テーマに春夏新商品 ケンコーマヨネーズ

わかめの硬い部分もおいしく 持続可能社会テーマに春夏新商品 ケンコーマヨネーズ

ケンコーマヨネーズは2月1日、24年春夏向けの新商品を発売した。中期経営計画のテーマである「BtoBtoC」では外食需要の回復により顕在化した人手不足への対応策としてオペレーションの簡略化を提案。「イノベーション」「構造改革」「サステナビリティ」では、SDGsや食品ロス削減に貢献する長期保存と使い切りの小容量形態のほか、地方創生、アップサイクルを実現した商品を投入した。また「グローバル」では人気の和食メニューに対応した総菜類を品揃えした。

新商品はマヨネーズ・ドレッシング・ソース類、タマゴ加工品、サラダ・総菜類、ア・ラ・カルトの計8品。新商品を使用したメニュー200点以上を用意し、外食や量販店、CVS、ベーカリーなどの各業態に向けて提案しているほか、通販サイトやドラッグストア、生協など新たに開拓を進めている販路を通じ消費者への訴求を図る。

「国産しょうが香る宮城県産元茎わかめサラダ」(500g、冷蔵)と「コリっとおいしい冷凍宮城県産元茎わかめの中華仕立て」(250g)は、わかめの根元近くでめかぶ上部の元茎わかめを使用。硬い食感と独特の風味の元茎わかめを自社の加工技術でおいしくアップサイクルした。素材の特徴を生かしながら味付けを工夫することで、やみつきになるサラダと総菜に仕上げた。宮城県の鮮冷との共同開発で地方創生を実現。原料は、宮城県漁協が確保し供給する。今後も同社では元茎わかめを活用し、グループ全体で商品化を継続する考え。

BtoBtoC向けの商品に位置付けられる「塩キャラメルバターソース」(510g、205g、常温)は、シリーズ中では23年2月発売の「ハニーバターソース」に次ぐ甘系商品。シリーズ全体で売上は右肩上がりに推移。同製品はキャラメル、バター、岩塩によるやみつきの甘じょっぱさや、ハンドリングの良さなどが特徴。

「しっとりたまごのケーキ」(ケンコーマヨネーズ)
「しっとりたまごのケーキ」(ケンコーマヨネーズ)

「しっとりたまごのケーキ(ココア味・抹茶味)」(100g、冷蔵)は自社のタマゴ加工品としては初となるケーキ商品。卵を主要原材料に、卵焼きなどで培った焼成技術を駆使した。たんぱく質リッチで健康志向の高まりに応えるとともに、カルシウムも配合した。手軽に栄養補給ができ、おいしさと満足感のあるスイーツとして提案する。

長期賞味期限で食品ロス削減を目指す「FDF Plus ごぼうサラダ」(1㎏、冷蔵)は、製造日プラス90日の賞味期限が特徴。世界的人気の和食メニューでは新たなブランド「WABI-DELI」を立ち上げ、「花がんもの含め煮」と「ひじきと打ち豆の煮物」(いずれも450g、冷凍)を投入。自社の和食への想(おも)いを形にしたシリーズで、サステナブルな社会のために日本各地の食材や食文化の魅力を発揮した商品として展開する。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。