みそ大手のひかり味噌は6月から本社における使用電力を、長野県企業局が運営する、信州の豊かな水源を用いた水力発電所で二酸化炭素を排出せずに発電された電気「信州 Green でんき」に100%切り替えた。これにより、本社でのCO2排出量は年間で92tの削減となる。
同社飯島グリーン工場では、生産工程で発生する汚水汚泥を再発酵させてメタンガスを生成し、クリーンエネルギーを生産するなど独自の再生可能エネルギー利用を推進している。そのさらなる取り組みとして、昨年4月から「信州 Green でんき」を先行導入している。同工場では、今年3月までで年間321tのCO2排出を削減した。
今回、本社での「信州 Green でんき」への全面切り替えにより、再生可能エネルギーの利用拡大とエネルギーの地産地消を加速し、CO2削減に向けたSDGs活動を全社一丸となって、より一層推進する。