5月26日は昭和44年に東名高速が全線開通した記念日だそうだ。ゴールデンウイークしかり、今年は高速道路で遠出をする機会も増えてきたと感じる。その道中で一息つけるのがサービスエリアや道の駅だが、最近はそこを目的地としても良いくらいご当地グルメが充実している。
▼手早く食事が済ませられるようにラーメンやうどんなどの麺類に加え、ご当地のコロッケやソフトクリームなど軽食もあり、つい足を止めてしまう。
▼意外な名物として、昔食べた北海道の道の駅・望洋中山の名物「あげいも」が思い出される。札幌市から南西の洞爺湖までを結ぶ中山峠の頂上付近にある道の駅で「あげいも」はホクホクのじゃがいもにホットケーキミックスを使ったようなほんのり甘い衣で包まれている。3個を串に刺して販売しており、食べ応えは抜群。
▼札幌市内から約60分、左右に曲がりくねった峠道で車酔いもしやすく、「あげいも」の油っこさと量の多さで気分を悪くする人もいる中、長年にわたり不動の人気を維持している。そこでしか食べられない特別感はあるが、なぜそこまで人気があるのか。助手席の友人と首を傾げながら味わった思い出。