大塚食品はビタミン炭酸飲料「マッチ」の新キャラクターに日向坂46の影山優佳さんを新たに起用した。
その狙いは、メインターゲットである高校生との絆を強化し勢いを加速させることにある。
今年は「おつかれさマッチ」をキーメッセージに掲げる。
4月30日まで実施しているキャンペーンは、マッチ公式ツイッターをフォローしオリジナルWEB動画(予告篇)をリツイートすることで参加可能。
複数あるオリジナルWEB動画のうち影山優佳さんが「おつかれさマッチ」と語りかける動画(チャレンジ成功動画)が届いた人の中から抽選で100人に「マッチ」3品のいずれか1ケースが当たる内容となっている。
「おつかれさマッチ」のキーメッセージについて、大塚食品の小林一志製品部飲料担当部長マッチ担当PMは「『マッチ』は何かをした後に飲まれるシーンが多いことから、ブランドの見せ方は変えずに、“お疲れ様”と言うときに飲んでいただきたいという思いも込めてこのキーワードを設定した」と説明する。
炭酸飲料市場が昨年、マイナスで着地した推定される中、「マッチ」ブランドは前年比17%増の販売数量を記録した。
この好調要因については「高校生を中心とした若者の活動量が増えたことを背景に、ラインアップを追加して生活者のニーズにしっかりキャッチアップできたことが奏功した」との見方を示す。
今年は政府方針により、3月13日からマスクの着用が屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねられ、5月8日には新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2類相当から5類に引き下げられることで、さらなる活動量の増加が予想される。
「2018年が『マッチ』販売のピークで、少なくともそこは目指していきたい」と意欲をのぞかせる。
【写真】ビタミン炭酸飲料「マッチ」のキャンペーン連動型青春 WEB動画に出演する日向坂46の影山優佳さん