オハヨー乳業は7月7日、米シリコンバレーのベンチャーキャピタル、ペガサス・テック・ベンチャーズと連携し、総額5000万米㌦(約80億円)規模のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを設立したと発表した。今年4月に始動した第二次中長期経営計画の中核施策に位置付け、海外市場展開とフードテック領域での事業共創を加速する。
ファンド名は「Pegasus Tech Ventures Company XXXIV, L.P.」。運用期間は2026年7月から2036年6月までの10年間を予定する。食品・飲料を中心に、バイオテクノロジー、機能性食品、サプライチェーンなど食の未来にかかわる幅広い分野のスタートアップを投資対象とし、世界の有望企業との連携を通じて新たな事業や商品価値の創出を目指す。
同社は、これまで牛乳、ヨーグルト、デザート、アイスクリームなどを展開してきたが、市場環境の変化を踏まえ、既存事業の深化に加え海外展開の本格化や新たな成長領域の創出を推進。本ファンドを成長モデル転換の起点とし、「おいしさ」を提供する企業から「新しい食の価値と体験を創る企業」への進化を図る。
山崎陽子社長は「本ファンドを通じて世界中の革新的な企業との連携を深め、フードテック分野における新たな挑戦と事業共創を推進することで、次世代の成長機会を創出していく」とコメントした。
