飲料系飲料「綾鷹」おにぎりと組みビジネス街で働く人たちに束の間の休息を提供 狙いは「より日常に」 オリジナルキャラクターも出現
カナエ モノマテリアルパッケージ

「綾鷹」おにぎりと組みビジネス街で働く人たちに束の間の休息を提供 狙いは「より日常に」 オリジナルキャラクターも出現

 コカ・コーラシステムは今年、緑茶飲料ブランド「綾鷹」でおにぎりと組み、ランチタイムなどにビジネス街で働く人たちの束の間の休息を提供する。

 2024年から実施しているおにぎりとのペアリング訴求の一環。

 今年は「綾鷹」とおにぎりとの結びつきをより日常のシーンで身近に感じてもらうことを目的に、ターゲットを忙しく働く人に絞り込んだ。

 この考えのもと、2月2日から3月31日の間、日本有数のビジネス街とされる東京メトロ大手町駅(東京都千代田区)に「綾鷹」の特設店舗「おにぎり食堂 綾鷹屋」(以下、綾鷹屋)を構えて、「綾鷹屋」限定おにぎりを販売して購入者に「綾鷹」(300mlPET)を無料配布している。

左から日本コカ・コーラの高村有希菜緑茶事業部ブランドマネージャー、おにぎり協会の中村祐介氏
左から日本コカ・コーラの高村有希菜緑茶事業部ブランドマネージャー、おにぎり協会の中村祐介氏

 2月2日、取材に応じた日本コカ・コーラの高村有希菜緑茶事業部ブランドマネージャーは「今年はより日常でおにぎりとのペアリングを訴求していく。昨年は渋谷センター街で『綾鷹屋』を展開して、どちらかというと休日のイベントのような感じであった。今年はもっと日常の中に『綾鷹』とおにぎりがあることを目指している」と語る。

 大手町駅での販売で見込むのは、おにぎりでランチなどを済ませたい層への、おにぎりと「綾鷹」のペアリングによる価値の浸透。

 「ビジネス街の皆様は、おにぎりでクイックにランチを済ませる方々が多いと思う。そのような方々に『綾鷹』を一緒に飲んでいただくことで短い時間でもしっかりと休息してほしい」との想いを込める。

 おにぎり協会の中村祐介氏も「おにぎり自体に即食というニーズがある中で、おにぎりを流し込むのではなく味わい、一息つくのであればお茶との組み合わせはどうしても必須になる。少し緊張を緩められる喫食機会をつくることで、大手町エリアのビジネスパーソンに元気を与えられたらいい」と期待を寄せる。

東京メトロ大手町駅(東京都千代田区)の「おにぎり食堂 綾鷹屋」
東京メトロ大手町駅(東京都千代田区)の「おにぎり食堂 綾鷹屋」 

 
 「綾鷹屋」は4月15日にOsaka Metro御堂筋線なんば駅で、5月12日にOsaka Metro四つ橋線西梅田駅で期間限定でオープンする。

 新たに創出されたオリジナルキャラクター「あや茶丸」は、「綾鷹」とおにぎりの相性のよさを効果的に伝える役割を担う。

 日本コカ・コーラの高村氏は「より親しみを持っておにぎりに合う『綾鷹』というメッセージを受け取っていただける」とみている。

 「あや茶丸」は、上白石萌歌さんを起用した2日から公開している新CMにも登場。「店頭MDや什器などにも活用して、いろいろな場所に出していくことで『あや茶丸』の認知を広げていきたい」と語る。

 昨年実施して好評だったエリア展開については未定。昨年は、北海道・岩手県・富山県・愛知県・大阪府・福岡県・沖縄県で「綾鷹屋」をオープンした。 

 各地域のおにぎり専門店で「綾鷹」を配布するコラボレーション企画は今年も計画し準備を進めている。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。