7.6 C
Tokyo
6.1 C
Osaka
2026 / 01 / 30 金曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会味の素 「料理自由化プロジェクト」始動 「料理のねばべき展」心理的不自由さ共有

味の素 「料理自由化プロジェクト」始動 「料理のねばべき展」心理的不自由さ共有

 味の素社は29日から料理にまつわる心理的な固定観念を取っ払った“料理自由化プロジェクト”を開始。その第一弾として、「一汁三菜をつくら“ねば”」とか「だしは一からとる“べき”」など自分に課してしまう料理のルールを「料理のねばべき」と名付け、その実態を知ってもらうための企画展『料理のねばべき展』を1月29日から4日間、東京・港区高輪のNEWoMan TAKANAWAにて期間限定で開催している。

 『料理のねばべき展』のメディア発表会が29日開かれ、食品事業本部マーケティングデザインセンターコミュニケーションデザイン部の植野友生マネージャーは、「2025年3月に主婦500人を対象に行った調査で、料理を楽しめていない人は55.8%。料理に対して“こうせねば”や“こうすべき”といった固定観念やプレッシャーである“料理のねばべき”を感じたことがある人は67.0%。料理の悩みを人に相談できていない人は58.6%に達する一方、料理の固定観念を“変えたい”と思う人は60.0%にのぼっているということがわかった」と説明。その料理のねばべき問題を『料理のねばべき展』で可視化・共有化。「料理自由化プロジェクトを通して料理の当たり前を見つめ直し、料理にまつわる心理的、実践的な不自由さを解消し、日々の暮らしの中で、より自由に料理を楽しむことを目指す」。

 自分の中でしまい込んでいる料理のねばべきを、展示では「箱」というモチーフで展示。「箱を開くことで自分の気持ちに気づき、自分だけの問題ではないと感じてほしい」と言う。

数々の料理のねばべきが書かれた箱
数々の料理のねばべきが書かれた箱

 最後に植野氏は「料理は、その日の体調や時間の余裕等に合わせ、いつもの基礎調味料を使って丁寧に作る日もあれば、一つで味がきまる調味料を使い、時間や手間を抑える日もある。重要なのは一人一人に合ったいろいろな選択肢があるということだ。料理自由化プロジェクトを通して料理の当たり前を見つめ直し、料理にまつわる心理的、実践的な不自由さを解消し、日々の暮らしの中で、より自由に料理を楽しむことを目指し、食を通じてWell-beingの実現に貢献したい」としている。展示会場では、料理インフルエンサーのおよねさんと料理に関する悩みについて直接話せる「料理のねばべき相談会」も実施した。

 発表会では3人の男の子を育てているママタレントとして活躍中の小倉優子さんと料理研究家のリュウジさんを招いたトークセッションも開催。小倉さんは「料理は好きだがあとかたづけが面倒。子どものお弁当づくりにはプレシャーを感じている。悩みはブラックボックス化し、周囲にも相談できていない」など料理に関する悩みを披露。

 リュウジさんは「料理はおいしいものをつくることが目的だが、おいしいものがあれば市販品を買ってもいいと思う。調味料でも手持ちに一つだけないと買いに走る人もいるが、あってもなくてもいい料理もある。インスタントラーメンでもたっぷり野菜を入れれば料理。朝昼夜の3食で栄養バランスを保つ必要はなく、一日の食事の中で栄養バランスを保てばいい」など語った。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。