加工食品冷凍食品マルハニチロからUmios...

マルハニチロからUmiosへ 韓国汁なし麺を冷凍で 新ブランド「チプポチャ」

 マルハニチロは、「食」を通じたソリューションカンパニーへの進化を目指し、3月1日に「Umios(ウミオス)」へ社名変更する。2026年春季に向け、同日から新ブランド初となる家庭用の冷凍食品、缶詰、フィッシュソーセージなど新商品を順次発売する。

 1月16日に本社で発表会を開き、小梶聡取締役専務執行役員は「3月からUmiosを冠した商品が売場に並び始める。グループ一丸で認知度向上と新たなファン獲得に挑戦していく」と話した。

 家庭用冷凍食品では、20~30代女性を中心に人気が高まっている韓国料理の汁なし麺を商品化。新たに「チプポチャ」シリーズとして、屋台の定番メニュー「ポックンチャンポン」(韓国式汁なし麺)と、話題の“トゥーンバ”を意識した「クリーミーポックンミョン」(ピリ辛クリーム焼そば)の2品を発売する。

 パッケージには親しみやすいキャラクター「ポチャゴン」をあしらった。韓国料理好きで、辛いものを食べると火を吹くという。トレイ入りの個食タイプで簡単レンジ調理。

新トレイ付き小籠包
新トレイ付き小籠包

 発売30周年「新中華街」シリーズは、本格派のスープがたっぷり入った「赤坂璃宮の小籠包」(8個入)をラインアップ。新開発の「レンゲ型トレイ」に入っており、ぎりぎりの薄さを追求した皮に包まれた、上品な味わいのあふれ出すスープと具材を余すことなく楽しめる。

 新たに立ち上げる「丼の具」シリーズは容量マーケティングから発想した商品だ。キャッチコピーは「この量がちょうどいい」。「五目中華丼の具」「旨塩中華丼の具」「麻婆茄子丼の具」の3メニュー。2袋入(210g)。

 近年は、ごはんの量を茶碗1杯分程度(約150g)とし、副菜やスープと合わせる食事が増えているため、新商品「丼の具」は1食105gに設定。バランスの良い食生活にも対応しやすくした。

 缶詰はロングセラーの「月花」ブランドに「さばトマト煮」を追加。メーンユーザーに比べて若い20~40代のニーズを見込む。店頭などのプロモーションで様々な料理(バゲット、パスタ、カレーなど)の素材として使えることも訴求する。

 チルド食品では、フィッシュソーセージの市場が継続的に伸びている。同社においても4~8月の前年比が10%増と順調で、「価値が見直されている」との手応え。26年春は初となるハラール認証商品「おさかなとチーズのソーセージ」を上市。増加傾向にある在留外国人らのニーズも見込む。

 新商品の年間販売目標は加工食品ユニットが29品で51億円、食材流通ユニットが11品で7億円。

カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。