2025年も残り1週間を切り今日で仕事納め、年末年始は最大9連休という人も多いのではないか。エッセンシャルワーカーと呼ばれる職業の方々は、折からの人手不足もあり、なかなか休日を取りづらい環境にあるかと思う。それでも近年は働き方改革が進み、雇用環境の改善や人材確保の手立てとして正月休業を選択する企業が増えてきた。
▼食品小売ではイオン、イトーヨーカドーなど原則無休とするところもあるが、ライフやサミット、ヤオコーなど三が日を通して休業する動きも定着、拡大してきた。百貨店も3日が初売りというケースが多そうだ。
▼コンビニは、学校や事業所など施設内の店舗を除いて基本的には年中無休・24時間営業。外食チェーンは、消費者の節約志向による客数減をリカバリーすべく、元日からの営業が目立つ。
▼「売上」か「人」か。確かに正月需要は魅力的だが、このご時世、どうしても天秤は後者に傾く。世の中も「休んで良いんだよ」というムードが醸成されてきた。しっかりとリフレッシュして新しい年のスタートを迎えてほしい。
