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フタバ食品 創業80周年の節目祝う 新工場軸に100年企業を展望

 フタバ食品は12月19日、創業80周年記念式典を開催した。戦後間もない昭和20年の創業からアイスクリームを軸に事業基盤を築いてきた同社は、2028年操業予定の新工場を成長の軸に据え、100年企業に向けた経営を加速させる。式典では取引先や社員らが集い、節目の年を祝うとともに将来像を共有した。

桑田真澄氏
桑田真澄氏

 式典は二部構成で実施。第1部にはサプライチェーンの取引先約412人を招待し、元プロ野球選手で野球解説者の桑田真澄氏が「試練は人を磨く」と題し基調講演を行った。第2部には全国の従業員とOB・OGら369人が参加し、ギネス世界記録への挑戦などを通じて結束を深めた。

 冒頭あいさつで齋藤貞大社長は、主力の「サクレ」など独自商品について「“食を通じて人々を幸せにする”という創業者の思いが形になったもの」と強調。「80周年は通過点にすぎない。100年企業として未来へつなげていく」と力を込めた。

 2028年1月に操業開始予定の新工場建設についても紹介。最新の生産設備と環境配慮型設備を備え、高品質で安全・安心な商品の安定供給を担う拠点と位置づける。今後の経営の柱として①取引先との信頼と協力の深化②地域社会への貢献③持続可能な商品づくりと働きやすい職場づくり――の3点を掲げた。

 閉会あいさつで佐瀬信一専務取締役生販本部長は、新工場稼働後の生産能力向上に触れつつ「生産だけでなく、販売と一体となった取り組みが不可欠」と強調。取引先とのパイプを強化し、生産力を最大限に生かす考えを示した。

ギネス世界記録への挑戦
ギネス世界記録への挑戦

 ギネス挑戦では、従業員357人が一斉に「サクレ」を15分以内に完食する条件に挑み、世界記録を樹立。齋藤社長は「やるときはやるのが当社の強み。この力を結集し、100年企業へ進もう」と呼びかけた。会場にはテレビCMに出演した伊原六花さんが登壇し、記念の式典に華を添えた。

ギネス世界記録への挑戦(左から佐瀬信一専務取締役、齋藤貞大社長)
ギネス世界記録への挑戦(左から佐瀬信一専務取締役、齋藤貞大社長)

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