-0.9 C
Tokyo
-2 C
Osaka
2026 / 02 / 09 月曜日
ログイン
English
加工食品菓子菓子の多彩な品揃えに重きを置く外林グループ 駄菓子メーカーへの情報提供を目的に駄菓子屋を運営

菓子の多彩な品揃えに重きを置く外林グループ 駄菓子メーカーへの情報提供を目的に駄菓子屋を運営

 菓子卸の外林グループで菓子の袋詰めを手掛けるエスピービーは2024年に小売事業部を立ち上げ、 駄菓子ショップ「だがし家ちゃりんこ」のフランチャイジーとして5月中旬に1号店、8月末に2号店を開業して駄菓子屋を営んでいる。

 10月10日にはイオンモール川口前川(埼玉県川口市)に3号店をオープンした。

 現在は、フランチャイザーの指導のもと店舗運営を学んでいる段階にあり、今後、駄菓子メーカーへの販売動向などの情報提供を視野に入れる。

外林の外林大忠社長CEO
外林の外林大忠社長CEO

 10月3日、取材に応じた外林の外林大忠社長CEOは「駄菓子メーカーさまはモノづくりを一生懸命されている反面、商品企画や営業の機能を自社で持たれず小売店さまとの接点が少ないところが多い。一方、我々も小売店さまを通した情報しかなく、自ら店舗を運営することで、お客様がお求めやすい商品形態や売場づくり、さらには卸売業の倉庫作業を含め商品の物流コストをいかに抑えられるかを研究していく」と説明する。

 商品形態では主に入数や容量、価格などを研究していく。

 具体的には「例えば、現在販売している商品のサイズを半分にする、あるいは2種類をバンドル販売したら、もっと買っていただけるのではないかということを研究する。研究で得られた情報をメーカーさまに共有させていただくことでメーカーさまの拡売に貢献していく」ことを思い描く。

駄菓子売場イメージ
駄菓子売場イメージ

 店舗数は追わず、駄菓子屋を営むことで地方の駄菓子メーカーと小売店の双方の立場に立ち、菓子業界の発展に向けて提案力を強化していくことに主眼を置く。

 「実際に我々がやってきたことを、小売店さまにも共有し、小売店さまの参考になれれば集客のアップや什器活用による陳列コストの低減につながる可能性もある」と述べる。

 外林グループは、地方・地域のパートナーに支えられて発展してきた歴史があり、地方・地域ごとの品揃え重きを置いている。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。