10.6 C
Tokyo
10.4 C
Osaka
2026 / 02 / 04 水曜日
ログイン
English
トップニュース家庭用冷凍食品 商品のバラエティ化進む おいしさ・コスパで主食にも

家庭用冷凍食品 商品のバラエティ化進む おいしさ・コスパで主食にも

家庭用冷凍食品のバラエティ化が進んでいる。物価高で食に対する選択眼が厳しくなる中、外食やコンビニ弁当などの代替で冷凍食品が使われるケースも増加。世間においしさ・簡便性の認知が広く浸透し、新フレーバーや高価格帯の製品も売場に定着しやすくなった。メーカーの開発担当は「定番品以外も買い回りしていただけることが増えた」と手応えを話す。

■米飯やワンプレートが好調

インテージSRI+データによると、上期(4~9月)の冷凍食品市場規模は米飯類が前年比7.6%増、パスタ類が同7.3%増、ワンプレートが同17.0%増と3ジャンルが好調だった。

同社アナリストの木地利光氏は「コメの高騰など物価高を背景に節約志向が強まり、コスパの良い冷凍食品を主食として活用することが増えたとみられる」と分析する。

米飯ではニチレイフーズが春に発売した「たっぷり卵のえび炒飯」がヒット。自家製えび香味油を使用するなどシンプルかつ奥深い味わいでリピーターもついている。主力品「本格炒め炒飯」などに次ぐ柱商品に育てていく。トレイ入り個食米飯にも注力。秋に「とろ~り卵のハンバーグオムライス」などを発売した。

パスタ類はニップンが「オーマイプレミアム」ブランドで牽引。なかでも上期はワンランク上の「同 至極」シリーズが二ケタ増。同社は「価格が少し高くても価値を認めていただけている。同じ消費者がシチュエーションに合わせてレギュラー品と買い分けているケースも多い」と語る。

日清製粉ウェルナは新たに「もちもち生パスタ」シリーズを立ち上げた。試作を100回以上繰り返すなど理想のおいしさを徹底的に追求した。

ワンプレートは単身世帯や共働き世帯の増加から人気上昇中。トップシェアはニップン。和食の「よくばり御膳」シリーズは「五目ご飯と鶏と野菜の黒酢あん」など、「よくばりプレート」シリーズは「和風おろしハンバーグ&香味醤油スパゲッティ」を中心に豊富なメニューを揃える。

ニッスイは「まんぞくプレート」シリーズが絶好調。釜炊きでふっくら仕上げた白ごはんと相性の良いおかずをセットにし、「ふっくらごはんとカツカレー」などが売れ筋。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。