ヤマキは「割烹白だし500㎖」の2025年度上期(4~9月)売上が出荷額ベースで過去最高を記録したことを明らかにした。同社は白だし市場でメーカー別シェアナンバーワンの地位を維持。10月11日からTVCMを全国で放映し、秋冬の需要を喚起している。
白だしの需要は年々高まり、その市場規模は年間100億円の大台を突破した。ヤマキ「割烹白だし500㎖」の売上も年々増加し、24年度に出荷額ベースで14年連続の成長を達成。25年度上期も好調に推移した。
「調理の簡便性や失敗しにくさといった機能的価値に加え、素材の色を生かす仕上がり、だしの香りとうま味による安定したおいしさが支持されている」(同社)とみられる。近年は若年層を中心に新しい調味料としての認知が広がり、購入層が拡大。使用メニューが広がり、使用機会が増加しているとみられる。
ヤマキは、ナンバーワンメーカーとして今後もより多くの人に白だしの魅力を伝える。その一環として、この秋もヤマキアンバサダーの山崎育三郎さんが出演する「割烹白だし」のCM「感動のヒミツ」シリーズ(白だし鍋、白だし炊き込みご飯)を放映している。
CMは「はじめまして、いつもの料理。」をテーマに、山崎さんが「白だし鍋」と「白だし炊き込みご飯」を調理し、そのおいしさを自ら堪能する内容。最後には山崎さんの歌唱シーンがワイプに登場する。舞台などで磨かれた表現力と美声が見どころだ。