13.5 C
Tokyo
11.9 C
Osaka
2025 / 11 / 15 土曜日
English
加工食品砂糖ウェルネオシュガー 「ささっと!砂糖」新発売 顆粒状砂糖を料理シーンへ
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

ウェルネオシュガー 「ささっと!砂糖」新発売 顆粒状砂糖を料理シーンへ

ウェルネオシュガーは9月29日より、顆粒状砂糖「フロストシュガー」の新商品「ささっと!砂糖」を一部スーパーや量販店、オンラインストアなどで順次販売を開始している。

「フロストシュガー」は1968年(昭和43年)頃に開発したウェルネオシュガーの独自商品。顆粒状で「溶けやすい」「泡立ちやすい」「混ざりやすい」など製菓・ヨーグルト用として評価は高いが、販売量は年々減少傾向にあった。

「ささっと!砂糖」の開発にあたり、同社はTOPPAN(東京都文京区・大矢諭社長)とフロストシュガーのリブランディングプロジェクトで協業。「製菓・ヨーグルト用のイメージを刷新し、料理シーンで選ばれる商品」を目指した。

従来商品よりも細かい粒の顆粒状を採用。さらなる「溶けやすさ」を実現し、様々な料理シーンで利用できる。

商品の容器にはTOPPANが提供する空気の力で自立する口栓付きスタンディングパウチ「エアホールドパウチ」を採用。保存容器への移し替えが不要で、片手で簡単に砂糖を振り出せるため料理シーンで使いやすい。

容器変更とともにパッケージデザインも全面リニューアルした。「料理において手軽に砂糖を使えるという利便性を想起させる」デザインとし、幅広い顧客層に商品を活用してもらうことを期待している。

同社の公式HPでは「ささっと!砂糖」特設サイトを展開し、おすすめレシピなどを紹介。今後もTOPPANとの協業で、消費者プロモーションや各種キャンペーンを実施する計画だ。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点