「じもの商品大商談会」に過去最多の約420社が出展 マックスバリュ東海

東海エリアを中心に244店舗を展開するマックスバリュ東海は8月29日、地域に根差した商品、地元で長年親しまれている商品を店舗従業員らに紹介し、品揃えの拡充を図る「第12回じもの商品大商談会」を静岡県の浜松市総合産業展示館で開催した。オンラインも含めて過去最多の約420社が出展し、自慢の商品をPRした。

展示会では、店舗のコミュニティ社員(パートタイマー社員)を中心とした従業員が、出展企業から直接商品の説明を受け自店で展開する商品を選定。店舗周辺のニーズをよく知るコミュニティ社員の意見を反映することで、より地域に根差した品揃えを目指している。

会場では、地域で長年人気の食品、飲料、酒、調味料、ペット用品など幅広く紹介。岐阜県の郷土料理で味付けしたひと口大の鶏肉をキャベツなどと炒める「鶏ちゃん」では、下呂市のパックメーカー・萩原チキンセンターがパック商品を並べたほか、郡上市の老舗みそメーカー・丸昌醸造場は「鶏ちゃんのたれ」や郡上みそなどを並べPR。

愛知のイチビキでは、「味噌煮込みうどんの素」、レトルトの「どて煮」などご当地グルメに加え、人気飲食店の木曽路が監修した「木曽路すき焼き割下」などを提案した。

東海エリアで人気のこいくちソースを展開するコーミは、同じ愛知の老舗みそメーカー・ナカモの名古屋味噌を隠し味に加えた新商品「名古屋デミ」、愛知県産のトマトを使用したケチャップなどを紹介した。

商談会後は、各店舗で取り扱いたい商品を選定。11月ごろから店頭での販売を予定している。