名古屋でヴィーガングルメ祭り 大手メーカーも新分野商品PR

日本最大級のヴィーガン・プラントベース専門フェスティバル「ヴィーガングルメ祭り」が5月11日、名古屋会場となる鶴舞公園(名古屋市昭和区)で開催された。

同日は、物販59小間、キッチンカー6台が出展。菓子や弁当を中心にグルテンフリー商品や五葷(肉類・魚介類・卵類・ニンニク・ネギ)フリー商品などが数多く出品された。個人店や中小規模店だけでなく、近年は大手メーカーの出展も増えており、新分野商品に対する消費者の反応を探る場ともなっているようだ。

今回、大手メーカーではカゴメ、雪印メグミルク、キユーピー、マリンフード、アサヒグループジャパンなどが出展した。

カゴメは、プラントベースシリーズの中から「ごろっと根菜のスープカレー」と「ごろっとお豆のチリトマトスープ」の試食・販売を実施。

雪印メグミルクでは「Plant Label」から、えんどう豆のドリンク2種(コーヒー・オリジナル)とおつまみ(チーズ風しお味)をセットで無料配布した。

キユーピーでは「GREEN KEWPIE」ブランドの紹介と合わせ、同シリーズの「HOBOTAMA(スクランブルエッグ風)」やマヨネーズを使ったバゲットと、ブロッコリーに「植物生まれのごまドレッシング」をかけた2品の試食を用意した。

マリンフードは、「おこめ食パン」や「植物シュレッド」「植物バター」などを使ったピザパン風や「ヴィーガンホットケーキ」の試食や商品販売を行った。

家族連れからも高評価(アサヒグループブース)
家族連れからも高評価(アサヒグループブース)

アサヒグループジャパンでは、新開発した非動物性ミルク「LIKE MILK(ライクミルク)」をお披露目。商品説明とともに、試飲で味の感想・評価を聞いた。

地元企業では、ヴィーガン・ベジタリアン食材を取り扱うかるなぁが物販のほか、人気商品の「豚風ジャンボ串カツ」や新商品の「ぐるぐるヴィーガンソーセージ」などを販売。なかでも「大豆ミートのやきとり風」が人気を博した。

株式会社アピ 植物性素材