12.5 C
Tokyo
7.4 C
Osaka
2025 / 11 / 28 金曜日
ログイン
English
加工食品PBF名古屋でヴィーガングルメ祭り 大手メーカーも新分野商品PR
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

名古屋でヴィーガングルメ祭り 大手メーカーも新分野商品PR

日本最大級のヴィーガン・プラントベース専門フェスティバル「ヴィーガングルメ祭り」が5月11日、名古屋会場となる鶴舞公園(名古屋市昭和区)で開催された。

同日は、物販59小間、キッチンカー6台が出展。菓子や弁当を中心にグルテンフリー商品や五葷(肉類・魚介類・卵類・ニンニク・ネギ)フリー商品などが数多く出品された。個人店や中小規模店だけでなく、近年は大手メーカーの出展も増えており、新分野商品に対する消費者の反応を探る場ともなっているようだ。

今回、大手メーカーではカゴメ、雪印メグミルク、キユーピー、マリンフード、アサヒグループジャパンなどが出展した。

カゴメは、プラントベースシリーズの中から「ごろっと根菜のスープカレー」と「ごろっとお豆のチリトマトスープ」の試食・販売を実施。

雪印メグミルクでは「Plant Label」から、えんどう豆のドリンク2種(コーヒー・オリジナル)とおつまみ(チーズ風しお味)をセットで無料配布した。

キユーピーでは「GREEN KEWPIE」ブランドの紹介と合わせ、同シリーズの「HOBOTAMA(スクランブルエッグ風)」やマヨネーズを使ったバゲットと、ブロッコリーに「植物生まれのごまドレッシング」をかけた2品の試食を用意した。

マリンフードは、「おこめ食パン」や「植物シュレッド」「植物バター」などを使ったピザパン風や「ヴィーガンホットケーキ」の試食や商品販売を行った。

家族連れからも高評価(アサヒグループブース)
家族連れからも高評価(アサヒグループブース)

アサヒグループジャパンでは、新開発した非動物性ミルク「LIKE MILK(ライクミルク)」をお披露目。商品説明とともに、試飲で味の感想・評価を聞いた。

地元企業では、ヴィーガン・ベジタリアン食材を取り扱うかるなぁが物販のほか、人気商品の「豚風ジャンボ串カツ」や新商品の「ぐるぐるヴィーガンソーセージ」などを販売。なかでも「大豆ミートのやきとり風」が人気を博した。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点