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2025 / 11 / 11 火曜日
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小売CVSセブン-イレブン・ジャパン 売れ筋15品で増量企画 独自のおいしさとこだわり発信
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

セブン-イレブン・ジャパン 売れ筋15品で増量企画 独自のおいしさとこだわり発信

セブン-イレブン・ジャパンは5月13日から26日にかけて「お値段そのまま!人気商品増量祭」を実施する。対象となるのは人気のサンドイッチやラーメン、副菜など売れ筋商品全15品で、数量がなくなり次第終了する。5月8日の発表会で園田康清商品本部デリカテッセン部シニアマーチャンダイザーは「創業から51年目を迎えた感謝の気持ちを込めた。お得感はもちろん、当社ならではのおいしさや伝え切れていないこだわりを改めて伝えたい」と意欲を述べる。

今回、昨年5月の実施時よりも6アイテム増やし、期間を6日間延長した。おいしさや品質へのこだわりを伝えるため「増量の仕方や原料調達の面でも約1年かけてきめ細かく準備してきた」という。

13日週から開始する第1弾では、チャーシュー1枚増量の「とみ田監修 豚ラーメンWチャーシュー」、ハム量2倍の「ハムとたまごのサンド」、枝豆7倍の「たことブロッコリーバジルサラダ」、生地と具材2倍の「ミックスピザパン」など7品を発売。5月20日から開始する第2弾では、白身フライ1枚増量の「おかかたっぷり明太のり弁当」、粒あん・ホイップ2倍の「ふわもち生どら焼 粒あん&ホイップ」など8品を発売する。

園田氏は「当社にしかできない」という品質へのこだわりを改めて説明。

左から園田氏とギャル曽根さん
左から園田氏とギャル曽根さん

「カップデリ」シリーズの「たことブロッコリーバジルサラダ」は、タコをまるごと仕入れて塩もみした後に蒸し上げることで、凝縮した旨味や柔らかい食感を引き出している。バジルは柔らかく香りが強い新しい芽を選んで摘み取り、新鮮なうちに加工することで香り高く仕上げている。

サンドイッチに使用するパンは、低温かつ長時間発酵させることでチルド帯でも柔らかな食感を実現。20代~40代男女に人気という「とみ田監修デカ豚ラーメン」は、全国に約20ある工場で、一定の技術を満たす製麺スペシャリストが駐在し、気温や湿度に合わせて製麺することで、独自の“ワシワシ食感”を生み出している。

「ふわもち生どら焼 粒あん&ホイップ」は熱伝導性に優れた銅板で焼成し、ふんわりとした専門店レベルの品質を実現。「大量生産するなかでも、可能な限りおいしくするために手間や時間をかけている。増量企画を機に、製造のこだわりも伝えたい」と話す。

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